防災教室

3月25日(土)に開催した「もしも」に備えよう!本から学ぶ防災教室に

5名の方が参加してくださいました。

 

図書館スタッフが本を使いながら、

ハザードマップや事前に準備をおこなう大切さについて紹介したり、

新聞紙スリッパや風呂敷の便利な使い方を一緒に作ってみたりしました。

参加者の方からは「新聞紙スリッパは、事前に作って持っておくのですか」という質問も……

新聞紙は、スリッパだけでなく、食器、体を保温するためのものとしても重宝するものなので、防災グッズの一つとして、リュックなどに一部入れておくと便利だと思います。

別の参加者の方からは、「新聞紙スリッパは、和室の部屋で実際に使用していて、冬は保温にもなるので良いですよ」というご意見もいただきました。

 

最後には参加者のみなさんと防災の交流をおこないました。

みなさんの実践などを聞く機会が持ててお互いに勉強になりました。

こちらは、防災グッズで準備しておくとよいものの一部の例です。

 

では、実際に防災グッズをつくってみましょうということで、

『つくって役立つ!防災工作』

NPO法人プラス・アーツ監修

(学研プラス)

を参考に、ダンボールトイレを作りました。

 

まんのう町立図書館では、今回紹介した本以外にも、防災に関する本が数多くあります。

ぜひ、参考にしてご家庭での備えに活用してくださいね。

 

また、今回 防災教室内では

ハザードマップは、まんのう町内のものを確認しましたが、

出かける場所はまんのう町内だけではないので……

「香川県防災Webポータルサイト」https://www.bousai-kagawa.jp/

から地域のハザードマップのみかたをタブレットで確認しました。

 

まんのう町のハザードマップは、まんのう町立図書館や町役場においています。

自由に持ち帰ることもできますので、ご確認くださいね。

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🌸今月&来月のおはなし会🌸

いよいよ春到来!

つくしがたくさん生えていたり、菜の花にはちょうちょが飛んできたり、桜のつぼみが膨らみ始めたりと、一気に春の気配が押し寄せてきましたね🌸🦋

今月は、たくさんの春を感じられるおはなし会を行いましたよ。

 

3月3日は、あかちゃんのためのおはなし会でした。

ひなまつりを迎え、また日差しが温かくなり始めたこともあり、「春がくるよ」をテーマに行いました。

やさしいはるかぜがそーっと吹いてくる手遊びから始まり、さくらの花や花びらがとってもきれいな写真の絵本を読みました🌸

その後もちょうちょやつくしが出てくる手遊びや絵本が続き、おはなしの部屋は一足早く春満載!

少し大きい子もいたので、金魚を探す絵本も読みました。金魚はどこに逃げたかな?

途中で泣き出してしまった子どももいましたが、絵本を読む声につられて、時々顔を上げて聞いてくれました。

親子遊びで笑ったり、絵本を見つめて楽しんだりと、とても和やかなおはなし会になりました😊

あかちゃんのためのおはなし会の日の午前は、あかちゃんタイム!泣いても大丈夫ですよ。赤ちゃん連れの方も気兼ねなくご利用くださいね。

 

3月11日はさぬき語りの会さんのおはなし会。

ぽかぽか春の陽気が射すとてもあたたかい昼下がり。みんな行楽に出かけてしまったかな……としょんぼりしていましたが、直前に2組のご家族が、おはなし会のためにと集まってくれました。

この日集まった子どもたちは0歳から10歳までと幅広く、なかには先月のおはなし会の親子遊びが楽しくてずっと家でも遊んでいます、という親子も参加してくれました!

おさじさん(スプーン)とうさぎさんのお人形を食い入るようにじっと見ていました🥄🐰

お楽しみの親子遊びでは、子どもがぞうきんになって縫われたり、絞られたり、たたまれたり。そのたびに子どもたちは大笑いしていましたよ😄

読んでほしい絵本を子どもたちに選んでもらいました。いつの間にか前のめりでみんな集まってきました。
そして最後はみんなが大好きなパネルシアター。まんまるちゃんからどんな動物に変身するかな?

かわいい笑い声の絶えない、とっても楽しいおはなし会でした。

 

3月19日は読み聞かせボランティアすまいりぃさんのおはなし会でした。

おはなし会が始まる前から兄妹が待っていてくれました。

今回の参加は親子一組だけでした。そこでおはなし会のはじまりとおわりにそれぞれ選んだ本を読んでもらい、とても嬉しそうでした🤗

アゲハチョウの紙芝居では、チョウの子どものころ(幼虫)の模様にくぎ付けに🦋

大型本が登場!お話に迷路が登場すると、とっても楽しそうに絵本を見入っていました。

続く紙芝居では、大人も子どももみんなでたいそう!紙芝居に合わせて体を動かして、気分をリフレッシュ。

ふたりとも絵本の前にかじりついて、たくさんのおしゃべりを交えながらとっても元気に参加してくれました🥰

 

参加してくれたみなさま、ありがとうございました。

今月のおはなし会で紹介した本はこちらです。

そして来月のおはなし会の予定です。

4月から、新しいおはなし会が始まりますよ!
第4土曜日の10時30分から、図書館スタッフによる「大人のためのお話し会」と、本と生きよう!読書運動さんによるおはなし会を行います!!
4月は「大人のためのお話し会」。大人のみなさん、ぜひお話の世界を楽しんでみませんか!?

おでかけやお散歩が楽しい季節になりました。
ぜひ図書館にもお立ち寄りくださいね。

楽しいおはなしを用意して、待ってます!!

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第2回福祉講座を行いました

3月12日、2回目となる福祉講座が開催されました。

前回の講座から引き続き参加してくださった方もいれば、今回初参加だという方も。

多くの方のご参加、ありがとうございます!

 

今回のテーマは「移動・食事・排泄などのケアのポイント」。

介護をする上でも大事な要素であり、「これってどうなんだろう、どうすればいいんだろう……?」と疑問や不安に感じることも多くあるかと思います。

そんな疑問を解消すべく、今回も引き続き介護のプロである正友会さん達と一緒に学んでいきたいと思います!

 

前半は、移動のケアの方法について。

一口に車いすや杖、歩行器といっても、いろいろな種類があり、その使い方もさまざま。

実演を織り交ぜながら、ひとつひとつ丁寧に解説してくださいました!

また、使い方についてより知ってもらうべく、参加者の方にも実際に福祉器具を体験していただきました。

普段の生活では見慣れないものもあり、皆さん興味津々な様子…

「これはどうやって使うの?」などと、職員の方に熱心に質問される方の姿も多くみられ、会場はとても活気に満ちていました!

 

後半は排泄・食事のケアの方法についてです。

排泄というのは、とてもデリケートな問題。

プライバシーの確保はもちろんのこと、きちんとサイズのあった紙オムツを使ってもらうことが大事だ、というアドバイスを頂きました。

紙オムツの付け方についても実演があり、真剣な表情で見ておられました。

一転して、食事のケアに関するアドバイスを頂く時は、和気あいあいとした様子に。

介護食の一例として今回試食していただいたのは、飲み込みやすいゼリーのおやつや、とろみのついたお茶。

食べることが楽しくない……というのは、やっぱり辛いものです。

そういった辛さを少しでも和らげるよう、食べものは噛みやすく、飲み込みやすいように調理・本人にとって食器を見えやすいものに変える・明るさなどといった食事環境を調整などといったちょっとした工夫が大事なのだということを、試食や職員の方のアドバイスを通して理解された様子でした。

参加された方の中から「血糖値が高い場合の食事は?」「早い段階で食器の見えやすさを意識した方がいいのか?」などといった質問も。

そんな疑問にも丁寧に答えてくださり、安心された様子でした!

そうこうしているうちに、あっという間にイベントは終わりの時間に……。

終了後には相談会が開かれ、介護について気になったことについてざっくばらんに話す時間が持てました。

福祉講座「認知症~もしも家族が認知症になったら?~」は全二回の開催でした。

今回のイベントを通して、認知症そしてその介護に関して学ぶことが多く、図書館にとっても非常に実りのある時間でした。

正友会の皆さん、そして参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

図書館では、次年度も引き続き福祉講座を続けてまいります。これからも地域のみなさまに福祉について発信できたらと思います!

 

イベントには参加できなかったけれど、介護について知りたいな…と思った方。

図書館には様々な本があります。是非お気軽に借りに来てみて下さい!

 

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今月の展示

空の高みからヒバリの声が聞こえてくる季節になりました。声の主を見つけようとして見上げると、眩しくて目を細めてしまいます。

春ですねぇ…。

 

3月25日(土)10:30~12:00、図書館会議室で防災教室が開催されます。

それに関連して、多目的室前に防災に関する本を集めました⛑

災害はもちろん、しておくべき準備や自衛隊の活動など、知っておきたい情報もりだくさん!地域の危険度も要チェック👁

防災教室は現在絶賛受付中!ぜひお越しくださいね!

 

3月前半の特設コーナーは「福袋中身大公開」

お正月に行われた福袋イベントの中身を展示しています📖📖📖

いろんなテーマの本がそれぞれずらりと並び、いつもと違った本と出会えるチャンスです!

 

15日からは、特設コーナーは「どっちなの?」になります。

ちょっと気になる いろんな「どっちなの?」が集まりますよ❔🤔❔

 

季節のコーナーはすっかり春色🌸

入園入学に関する本や、春らしい自然の本が集い、明るく華やかな展示となっています。

 

お次はミニ特設コーナーです。

今月のテーマは「えいご・にほんごの絵本を読みくらべよう!」「中世ヨーロッパ」「庭活しませんか?」「Let`sウォーキング」

花粉の季節をお部屋で楽しみたい人も、気候のよい今だからこそ活動的に楽しみたい人も、満足できるコーナーがそろっていますよ😊👍

 

常設展示SDGsコーナー3月の展示は、「目標15 陸の豊かさを守ろう」です。

だんだんと暖かくなってきました。草木が芽生え、生きものたちも動きはじめます。そこで今月は、身近な里山や自然を感じる本を展示しています。

いろいろな春をみつけてみませんか?

 

ティーンズコーナーは「芽生えの季節」

美しい植物たちの絵や写真が目を引く展示です🍃

お、牧野富太郎先生の姿も見えますね。大注目です!

 

ティーンズガラス面の展示は「自分を見つめる」

いっぱい考え、いっぱい悩んで、どんどん挑戦を続けていこう!

 

新生活に向けて準備中のみなさま。今この季節(とき)、息抜きや調べものに、図書館を活用していただければ幸いです😊

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LGBTQってなんだろう? みんなで考えよう

2月26日(日)に、性の多様性について考える「LGBTQってなんだろう?」の講演会を行いました。

講師は、香川人権研究所理事の田中昭全さんです。自身の経験に基づいた話も交えながらお話ししていただきました。

講演会には幅広い年代の方々が参加してくださいました。

LGBTQのひとつひとつの言葉の意味やLGBTQへの理解の深まり方の歴史について、詳しく説明してくださいました。

みなさま頷きながら、とても熱心に話を聞いてくださり、メモを取りながら聞いてらっしゃる方も。。。図書館スタッフもこっそり聞かせていただき勉強になりました。

質疑応答でも、次々と手があがりました!

Q.「パートナーシップ制度がある自治体では結婚が認められているのか」

A.「パートナーシップ制度は自治体が独自に定めるもので、『結婚に相当する関係』という証明書を発行し、様々なサービスや社会的配慮を受けられる制度です。ただし法的な効力はなく、結婚(婚姻関係)は認められていません。」

 

海外では法的な婚姻を意味する同性婚を認めている国も増えつつありますが(2023年2月現在34の国・地域)、その中でアジアは台湾のみというデータから、アジアでは同性婚を認めている国は少ないのか、という質問もありました。

人権思想の発祥がヨーロッパということも影響し、アジアではまだ認められている国が少ないとの事。今年5月に、広島で開催されるG7(先進国首脳会議)の参加国(アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・カナダ・日本)で同性婚が認められていない国は日本だけ。

現在、田中さんも同性婚を法的に認めることを訴え、国に訴訟中です。今回のG7では日本が議長国を務めます。同性婚に明るい進展がみられてほしいですね。

ひとりひとりが自分らしく生きるため、認知と理解が進む社会づくりが必要だと感じました。

 

今回の講演会のために、講師の田中さんよりおすすめの本を推薦いただきました。本の展示は3月13日まで。この機会にぜひお立ち寄りいただき、手に取ってみてくださいね。

また「ティーンズの森」コーナーでは、自分を見つめるコーナーを設置しています。

この中の「自分を知る」には、LGBTQについての様々な本を展示しています。本のリストも自由にお持ち帰りいただけますので、参考にしてみてくださいね。

まんのう町立図書館では、だれもが暮らしやすい町を、みんなで作っていきたいと考えています。そのためにも、LGBTQについて「知る」「考える」機会や場所を持つための取り組みを今後も続けていきたいと思います。

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🐱今月&来月のおはなし会🐶

立春を過ぎ、黄色い菜の花が鮮やかに咲いているのを見かけると、そろそろ春が近づいてきたんだなと感じられる日が増えてきましたね。
とはいえまだまだ寒い日も続いています。

図書館では今月もみなさんの心を温める素敵なおはなし会を行いました📖

 

今月も、2月3日の「あかちゃんのためのおはなし会」からスタート。

2組の親子が参加してくれました。

いつもの手あそびから始まり、手袋の指先を5匹のネズミの顔に見立てた手袋シアター🐭

そして、おはなし会当日が節分の日ということもあって、最初の絵本はオニが出てくる本。あかちゃんたちもご機嫌に絵本に見入ってくれていました。

手遊びではママも一緒に体を使ったリズム遊びにニコニコ😄
続けての絵本ではおふろでぽかぽか、おひさまがぽかぽか。どっちも気持ちいいね。

そのあとも絵本と手遊びを楽しみました。

あかちゃんは2人とも1歳未満でしたが、ハイハイができる子はママのだっこから降りると早速、おはなしの部屋の探検に出かけながらも、時々止まっておはなしに耳を傾けてくれていました。

そしてあかちゃんだけに通じるものがあるのか……二人が意識し合い一緒に「えぇぇぇ~ん!!」と元気な泣き声で共感し合っていました🤗

あかちゃんのためのおはなし会の日は、あかちゃんタイム!泣いても大丈夫ですよ♪

 

2月11日は、さぬき語りの会さんによるおはなし会が行われました。

お天気も良く、気温も上がって暖かくなり、たくさんの親子が集まってくれました。

「今月の2月22日は猫の日ですね~。だけど犬の本を読みますよ~」と笑いを誘いながら始まりました。

 

歌絵本でも、みんながよーく知ってるあのいぬのおまわりさんがでてくるおはなしで盛り上がりましたよ🐶🐱

この日は絵本でもパネルシアターでも、たくさんの動物たちが登場しました🐷🐵🦊🐏

色々な動物の親子が次々と出てきて、歌のリズムに続けてみんなで動物の名前当てをしたり、声真似をしながら参加してくれて、大盛り上がりでした。

 

 

今月最後は、読み聞かせボランティアすまいりぃさんによるおはなし会。
2月19日に行われました。

もうすぐ2月22日。こちらも猫の日にちなんで、おはなしのテーマは「動物」でした。

朝から雨が降っていたので親子連れがなかなか来館せず、開館してから初めての、お母さんと小学3年生の男の子の親子に参加してもらいました。

はじめてのおはなし会に、「一冊だけ聞いて帰る…」と言っていたのですが、30分間最後までしっかりお話を聞いてくれました😊

この日は参加者の男の子に「読んでもらいたい本ある?」の問いかけからのリクエストで、大型本を2冊選んで読んでもらっていました。

一緒に言葉を口ずさんで楽しんだり、勉強になりそうな本を読んでもらったり。

とってもあたたかい雰囲気のおはなし会になりました。

 

今月のおはなし会で紹介した本はこちらです。

そして来月も元気におはなし会を行いますよ!!

みなさんのお越しをお待ちしております🥰

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郷土史講座「吉田寺…その誕生秘話」

2月23日(木)、図書館会議室で郷土史講座が開催されました。今回はなんと、11名もの方が参加してくださいました!

本当にありがとうございます!!

 

今回の講師はまんのう町文化財保護協会の会長、菅原さんです。琴南にある吉田寺誕生の秘密をお話していただきました。

吉田寺は、天保12年(1841年)に建立された、比較的新しいお寺。

平成元年、長らく住職もなく荒れ果てていた吉田寺を修復していたところ、絵のみで文字のない謎の掛け軸が発見されたそうです。その掛け軸を西村家に伝わる庄屋文書と照らし合わせてみると、その中の「喜平一代記」と内容がぴったり一致したことで、吉田寺誕生の秘密が明らかになったんですって。

 

吉田寺の開基(起こした人)であり、初代住職、喜平治(浄順)の先祖が近江国の守護職から没落し、栄枯盛衰を繰り返しながら琴南に流れ着いてくる物語。喜平治の巡礼の物語、友人の夢のお告げ、そして、喜平治が起こした奇跡の数々が、掛け軸と「喜平一代記」からひもとかれていく様子はとても興味深いものでした。

 

比較的新しいお寺であるため、確かな記録が残っていることも特徴で、「喜平一代記」の入っている庄屋文書には、吉田寺建立のための手続きなんかも記されているそう。伝説的できごとと実務の交錯する史料の世界に、参加者の皆さんもわくわく😊

吉田寺では、建立当時から毎年5月16日に春市が立つのですが、現在では5月16日直前の日曜日に催されるそうです。普段は厳重に保管されている建立の物語の掛け軸は、春市の時にお披露目されるとのことですので、ぜひ足を運びたいですね!

 

有名な寺院の建立のお話を耳にして、その奇跡譚に感心することってありますよね。やはり有名なお寺には偉大な物語があるんだなぁなんて思ったり…。でも遠い存在に感じられる物語も、実はすぐ近くにあるもの。郷土にはそんなかくれたロマンがいいっぱいあるんです!

 

まんのう町立図書館では、ひきつづき郷土の魅力を伝える講座を開講していきます!

お楽しみに!

『先人の営みを訪ねて[琴南地区文化財悉皆調査]』菅原良弘/編 まんのう町文化財保護協会琴南支部

『まんのう町ふるさと探訪総集編 平成十八年度~平成二十四年度』まんのう町文化財保護協会/著

『まんのう町ふるさと探訪総集編 平成十八年度~令和二年度[まんのう町生誕15周年記念]』まんのう町文化財保護協会/編  まんのう町文化財保護協会

今回のテーマ、吉田寺の歴史の関連資料も借りることができます📖

郷土コーナーにございますので、この機会にぜひ手に取ってみてくださいね。

 

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第1回福祉講座を行いました

2月12日、社会福祉法人・正友会の皆さんを講師にお招きし、第1回福祉講座を開催しました。

今回のテーマは「介護保険制度の理解と、認知症ケア」。

介護保険ってどんなものがある?施設利用のタイミングは?認知症の症状と、適切な対応の方法は?

認知症に関する様々な疑問を解消していきます!

前半は、○✕クイズに挑戦。

介護保険に関する知識について、クイズを通して分かりやすく解説して下さり、「そうだったのか!」と、新しい発見が多くありました。

後半は、認知症の方への対応方法について、グループホームよりあいの職員さんから、簡単な劇を通して学びました。

つい先程ご飯を食べたはずなのに「まだ食べていない」と言う姿は、実際の認知症の方に多く見かけられるそうです。ですが、そうした場合には「今から用意するから少し待って貰っていいかな?」などと、主張をやんわりと受け止めた声かけをするというやり方があるといったアドバイスを頂き、皆さん頷きながら聞かれていました。

合間には、実際に施設でやっているという体操やレクリエーションも体験。終始穏やかな空気が流れていました。

参加してくださった方からの質問も多く、また施設職員の方々の体験談も聞くことができ、図書館としても貴重な時間を頂きました。皆さん、ありがとうございました!

図書館では、認知症や介護に関する本も置いてあります。講座終了後には、借りて帰られる方もちらほら。この機会にぜひご覧ください。

次回の開催は3月12日(日)です。テーマは、「ケアの基本(移動・食事・排泄等)」。

ただいまご予約受付中です。詳しくは図書館カウンター、もしくはお電話でお問い合わせくださいね。

皆さんのご参加、お待ちしております!

 

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第18回ブログ版農業講座「みんなでおこめについて考える会」🌾

1月21日に、今年度最後となる第4回農業講座「みんなでおこめについて考える会」が行われました。

進行は、講師としておなじみの豊嶋和人さん。

当日は参加されたみなさんで、お米作りを始められたきっかけやお米作りにまつわる体験談、または苦労した話などを話し合いました。

はたしてどんな話が飛び出したのでしょうか。
ここからは当日の様子をブログ版農業講座としてお届けします。

それでは豊嶋さん、よろしくお願いします。

 

みんなでおこめについて考える会を開催しました。

今回はわたしも含めてお米を作る人5人が集まりまして、様々な苦労話や肥料、病害虫の技術などについて話し合いました。

 

田植えも稲刈りも機械化された現代のお米づくりでいちばん大変なのは毎日の水管理です。まんのう町平野部を含む丸亀平野の水田はほとんど基盤整備されておらず、用水路に板で堰をして田んぼに水を引き入れるのですが、用水路に常に十分な水量が流れているとは限らず、上流下流の田んぼとの兼ね合いによる様々な苦労が参加者の皆さんから語られました。

また、基盤整備されてパイプライン給水がなされている田んぼでも、維持費が重くのしかかっているそうです。以前、田んぼの給水口のパイプに取り付けてセンサーで自動給水する装置を県の農業試験場で見学したことがありますが、その装置もなかなかのお値段でした。10aの田んぼならお米数年分になるでしょうか。

 

お値段と言えば戦争や原油高、円安など様々な要因で肥料が今とても高いのです。お米づくりに使われる一般的な肥料は2年前から価格が倍になりました。お米の値段は変わらないのに。そこで地域にある資源で使えるものはないかということで、情報を出し合いました。豆腐屋さんが提供してくれるおから堆肥や、し尿汚泥肥料などです。

われわれのトイレから出るうんこやおしっこを再利用するし尿汚泥肥料の話題がニュース番組などでも増えましたが、中讃各市町が共同で運営しているし尿処理施設ではわたしの知るかぎり20年以上前から肥料を販売しています。こんな成分です。

これ、以前は粉状でたいへん臭いがきつかったのですが、数年前にペレットになりまして、扱いやすくなりました。なんといっても1袋15kgが50円というのがいいですね。詳しくは下記まで。

有機肥料「ハイクリーンかがわ」 | 中讃広域行政事務組合

https://www.chusan.or.jp/shisetsu/seto/highclean_kagawa.html

 

稲の後作にレンゲを作付すると、レンゲはマメ科ですから根に共生する根粒菌が空中窒素を固定して土を肥やしてくれます。そのぶん肥料が要らなくなるというわけです。ですが、レンゲは種子代の高騰やレンゲを食べる侵入害虫アルファルファタコゾウムシの蔓延で以前より作りにくくなりました。そこでなにか代わりのマメ科植物はないかと探していたのですが、今年はペルシアンクローバーという、かなり草丈の大きなクローバーを試しています。

たぶんこのペルシアンクローバーにもアルファルファタコゾウムシはやってくるのでしょうけれども、1月でこの草勢ですからちょっとやそっと食べられても問題ないんじゃないかと期待しています。アルファルファタコゾウムシ(幼虫)はこんな虫です。↓

 

お米をとりまくあれこれは厳しいことが多いですが、皆さんなにかと工夫しながら毎年お米を作っています。来年度の農業講座では新米が出回るころに、「お米農家に聞いてみよう」の回を予定しています。今度は食べるみなさんもふるってご参加ください。

 

以下は当日会場に並べてもらった書籍です。

・お米の歴史

西尾敏彦 『農業技術を創った人たち』(6101 ニ)

佐藤洋一郎『米の日本史』(6162 サ)

小川真如 『日本のコメ問題』(6113 オ)

・お米と世界

稲垣栄洋『イネという不思議な植物』(6162 イ)

宮本一夫『農耕の起源を探る』(6121 ミ)

・お米をつくる

農山漁村文化協会 編『よくわかるイネの生理と栽培』(6162 ノ)

森田敏『イネの高温障害と対策』(6162 モ)

松村正哉『ウンカ防除ハンドブック』(6162 マ)

 

あと、し尿汚泥肥料が話題になりましたけれども、その歴史についてはこちらの本が大変詳しいです。

湯澤規子『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』(4913 ユ)

 

それぞれ色々なお悩みや苦労を抱えつつ、それでも米作りに前向きに取り組む姿勢を感じました。

進行の豊嶋さんからは、ネガティブなことだけでなく、例えば田んぼや畑で暮らす虫や野鳥を観察するなど、農作業を行いながら何か楽しみを見つけることで、農業・園芸を楽しむきっかけになりますよ、と話してくださいました。

立春も過ぎ、春が近づいている今、ぜひみなさんも楽しみを見つけてみてくださいね。

さて来年度ですが、第一回目を4月に行う予定です。

詳しい日程が決まり次第図書館のホームページや告知放送、館内の掲示にてお知らせいたしますので、しばらくお待ちくださいね。

みなさまのご参加、お待ちしております。

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今月の展示

日も長くなってきて、日増しに春の気配を感じるようになってきましたね。

それでもまだまだ寒い日が続き、こたつで読書がやめられません。

 

ただいま図書館はひなまつりモード。入口にお雛様が飾られていますよ🎎

雰囲気バッチリな七段飾りの豪華なお雛様です。

おとなりには季節のコーナーからひなまつりの本がやってきました。

おすしの作り方から、平安時代のリアルお雛様の生活まで、楽しそうな本がそろっています😊

季節のコーナーでは、バレンタイン直前ということで、引き続きチョコレートの本も置いてあります。誰かにあげる人も、自分で食べる人も、ぜひ役立ててくださいね🍫

 

特設コーナーは毎年恒例の「科学道」🧪

4つのカテゴリーに分かれていて、興味から気になる本を選ぶことができます。

ぜひ好奇心のおもむくまま、手に取ってみてください!

 

後半は、お正月に行われた福袋の中身を一挙大公開!

図書館員こだわりの本の数々、お楽しみに♪

 

お次はミニ特設コーナーです。

今月のテーマは「インターネットを正しく使ってパソコン・スマホを使いこなそう!」「物語創作に役立つ本」「花木&果樹の達人」「温活」

今回もそれぞれ違った色があり、どれも気になるところ…🤔

みなさんのご関心はいかがでしょう?

 

常設展示SDGsコーナーからは、「目標12 つくる責任 つかう責任」

この目標は、企業の大量生産、大量廃棄が注目され、特に節分の恵方巻の大量廃棄について、いくつかの資料でも取り上げられています。

ただ、企業側の責任だけを取り上げるのではなく、わたしたち一人ひとりができることは何か考えてみませんか。

特に食品ロス、食品を無駄なくつかうヒントになるもの、生ごみの活用などについての資料を集めました。ぜひ、ご活用ください。

 

ティーンズコーナーは「2/22は猫の日」

かわいい猫です🐈

かわいいから真面目まで、猫づくしとなっております🐾🐾

 

ティーンズガラス面の展示は「体調管理に気をつけよう」

もうすぐ受験!いつも以上に体調に気を付けて、万全な状態で挑もう!

 

いよいよ春までもう一歩。

あたたかくなったら、今度は本を読みながらぽかぽか日向でまどろみましょ…💤

 

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