秋の読書週間 真っ只中の11月4日(土)はイベントが盛りだくさんの一日となりました。
午前中には『おふくさん』でおなじみ絵本作家の服部美法さんをお招きしてトーク&おはなしを開催しました。
服部さんの子どもの頃のお話や絵本作家になるまでのお話、絵本の創作秘話など、なかなか聞くことのできない内容で多くの方の興味をひいていました。
おはなし会では、参加者と一緒に読み合いながら和気あいあいとした雰囲気で行われ、終始楽しいイベントとなりました。
絵本を購入していただいた方へのサイン会では、お一人お一人にかわいらしいキャラクターを描いてくださり、参加された方々は皆さま笑顔になっていました。
午後からは「としょかんの森の歩き方」。
図書館の棚横にある数字を見たことありますか?図書館に来たことのある人であれば一度は目にした事があると思います。実は図書館では分類番号で本の場所を分けているのです。分類番号を知れば本を探すのも今までより簡単にできるかもしれません。
その分類番号を「おうち」に見立てて、としょかんにすむこびとたち(本)を正しい場所に返してあげようというイベントを開催しました。子どもから大人の方まで、はじめて知る内容に楽しんで参加してくださっていました。
さて、お次はブックトークのお時間です。ブックトークとは、テーマに沿っていろんな本を幅広く紹介すること。今回は「おいしい本」をテーマに図書館スタッフがブックトークを2回行いました。
味覚やうどんの言葉の由来など「おいしい」から連想される本を5冊ずつ、計10冊紹介しました。子ども向けの本が多い中バリエーション豊かな本紹介となりました。
最後は図書館員体験です。普段、図書館ではどんなお仕事をしているでしょう。
パソコンを使って本の貸出や返却業務をしているのは、多くの人が知っていると思います。他にも汚れや傷むのを防ぐために本にブックコーティングをしたり、ラベルをつけたりする「装備」という仕事があります。今回のイベントでは、パソコンを使って、本の貸出や返却の体験してもらえるブースも用意しました。
また、図書館で実際に本に使っているシートを使って、思い思いの絵を描いたものをコーティングし、自分だけのしおりを作成しました。
いつもは出来ない体験に子どもたちはみんな興味津々な様子でした。
秋の読書週間のイベントに、たくさんの方々にご参加いただきました。みなさん楽しんでいただけましたか?これからもみなさまに楽しんでいただけるイベントを開催していきます。
図書館内はもちろんホームページやfacebookでも告知しますのでぜひご覧ください。