本でふり返る2021📖

今年も残すところ、あとわずか。

あっという間の1年でしたが、みなさんにとって、2021年はどんな年でしたか?

昨年に引き続き、コロナで大変な年でしたが、楽しいことや嬉しいこともたくさんありましたよね。

町立図書館では、2021年の出来事を本でふり返る展示を開催中です。

 

あんなこと、こんなこと…。

本とともに1年の総決算をしてみるのもいいですね。

 

 

 

クリスマスも、まだまだ盛り上がっていますよ。

 

 

場所を図書館中央に移して開催中です 🎄

 

そしてそして、先日まで特別展示をしていた「SDGs」が、常設コーナーになりました!!

各目標ごとに、おすすめの本をまとめたブックリストもございますので、是非ご活用ください。

 

ロビーで開催中の「みんなで育てるSDGsの木」も、たくさんの方のご協力で、立派な大木に育ちましたよ ☺

 

小さな葉っぱが、日ごとに増えていき、こんなにも葉を茂らせた大きな木に成長しました。

 

 

 

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

結果はまた集計して、掲示にて発表しま~す!

みなさまの興味のある目標の関連展示も行いますね♪

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図書館見学隊ご来館♪

冬将軍の到来で、寒さも本格的になってきましたね。

通勤や通学の際も、ちょっと厚手のコートが必要になってきますよね。

さて先日の12月17日、町立図書館にはそんな寒さを吹き飛ばすような、元気いっぱいのお友だちがたくさん来てくれました。

図書館の見学に来てくれたのは、四條小学校の1年生36名です。

 

 

まずは、紙芝居で図書館でのお約束事や、利用の仕方をお勉強します。

みんな、お行儀よく真剣に聞いてくれましたね。

 

では、図書館ツアーに出発です!!

 

図書館の中心に立って、左側が大人の本で、右側が子どもの本に分かれていますよ。

今日は、子どもの本が並んでいるエリアに行きましょう!

 

普段は見ることのできない、返却ポストの中を、特別に見学しましたよ。

並んで順番に中をのぞいてみると…。

今日見たことは、決して誰にも話しちゃいけませんよ (笑)

 

では、本日のメインイベントです。

借りたい本を選んでください。

「ねぇねぇ、どれにする?」

たくさんの本の中から、1冊だけ選ぶってむずかしいよね。

 

 

検索機で、お目当ての本の場所を調べたりもしましたよ (^_-)-☆

 

 

借りる本が決まったら、いよいよ貸出です。

 

バーコードをピッとしたら、画面をタッチ!

あっという間に貸出できましたよ ♪

 

最後に読書通帳の記帳をすれば完了です。

 

借りた本は、やっぱりすぐに読みたいですよね。

みんな、夢中になってページをめくっていました。

 

短い時間でしたが、図書館のこと好きになってくれたかな?

これからもたくさん本を借りて、通帳をいっぱいにしてくださいね。

四條小学校のみなさん、ありがとうございました。

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第11回 ブログ版 郷土史講座「満濃池シリーズ10」

2020年の5月から始まったブログ版の郷土史講座も11回を数え、満濃池シリーズは10回目の節目を迎えました。

一つの池をめぐる歴史秘話が、壮大な時代絵巻になったようですね。

今回は満濃池シリーズの集大成です。

知られざる郷土の歴史について教えて下さるのは、片岡孝暢さんです。

 

第11回ブログ版 「郷土史講座」 ~満濃池シリ-ズ10~

<あなたは現在の堤から、景観がどのように見えますか?>

まだまだたくさん探究したいことがあるのですが、今回で、「満濃池シリ-ズ」に一応の区切りをしたいと思います。太郎君と花子さんの「対話・問答」を通して、国の名勝としての満濃池の存在や意味を問い直してみましょう。

 

花子さん:堤からの満濃池の景観は、いつ見てもすばらしいわね。特に春、東北側の池畔周辺ロードに咲いた「河津桜」越しに見える満濃池は見事だったわ。(写真①)

 

写真① 池湖畔の河津桜(本人撮影)

 

写真② 取水塔から見た朝日(本人撮影)

 

写真③ 五毛から見える象頭山(本人撮影)

 

写真④ かりん会館下公園から見た堤の雪景色(本人撮影)

 

太郎くん:そうだね。堤から尾瀬山や大川山、竜王山まで見えるからすばらしい眺めだね。僕は、取水塔側の堤から見る朝日(写真②)や、五毛の方から満濃池の向こうに見える象頭山(写真③)、そして堤の雪景色(写真④)も好きだよ。

太郎くん:今は多くの観光客や小学生が学習にやってきているね。また、地域の方が遊歩道を散歩したり、親子でサイクリングしている姿も見るし、写真を撮ったり、絵を描いている人もたくさんいるよ。

花子さん:ところで昔は、満濃池はどうだったのかな?

太郎くん:平安時代の『今昔物語集』には、「讃岐国那珂郡に万能の池という非常に大きな池があった。・・・とても池には見えず、海のように見えた。池は底知れぬほど深いので、大小の魚は数知れず、また竜の住処となっていた」と記されているよ。

太郎くん:また、江戸時代、高松藩の八代藩主松平頼儀(よりのり;襄公/じょうこう)が、寛政8年(1796)の巡視の時、満濃池にも立ち寄り、その時の様子が記録に残っているよ。「十一月二十一日・・・薄暮に満濃池に行き堤に莚を敷き、燈をともして池を観た。藩内に大きな池が三つあるが、これが最大であると言われた。・・・」、翌日も再び満濃池を観ている。                     (『仲南町誌』より引用)

花子さん:今でいう調査だけど、花見という面もあったのね?讃岐名勝図会中の絵図「池宮」にも、いろいろ歌が書かれていたし、明治の初めには堤防の上に桜や楓、つつじやさつきが植えられていたみたいね。

太郎くん:それに、『讃岐名勝図会』によると、本文の追記部分で「爰に於いて遠近の諸人、池遊覧せんとて、日毎に弁当・□□を□え、爰に至る者の□□□せりしかば、堤の辺に桟敷・机木を設けて遊客を憩しめ、酒肴箸を商う者もあり。□□村民の潤いとなせるは、是も窮民を救い給う一助なるべし」と記されている。たぶん、近くから遠方までの人々が、満濃池を遊覧するために、弁当等を携え常に絶え間なくやってきては、堤の傍らに桟敷(さじき)や机を置き憩いの場として楽しんでいる。そこには酒の肴を商売する者もいて、遊び客も商売人もお互いが助け合っている、というような意味だと思う。とても風情があっていいね。(尚、文中の□は解読しにくかった箇所です。)

花子さん:満濃池は農業用水や治水としての役目はもちろんだけど、今も昔も憩いや観光地、学びの場として老若男女を問わず多くの人々から慕われてきたのね。

 

花子さん:今は、香川用水を引いて早明浦ダム(池田ダム)や吉野川の水を分けてもらっているけど、讃岐の人々は、「水との闘い」の歴史だったということ、水の大切さを忘れてはならないわね。昭和三十年頃まで、吉野地区の方が公平に水を配分するために、「線香」を使って時間配分を決め、次々と順番に田に水を入れていたという話を聞いたことがあるわ。これも先人の知恵の一つだと思うけど、昼夜を問わずずっと見ていないといけないから大変だったと思うわ。

太郎くん:そうだね。吉野地区の隣の真野地区では、(地元の古老の方の話による)人々が日常で使っているものを利用していたそうだよ。親線香と子線香を炭コタツに入れ、それを「とうけ」の中に入れて(写真⑤、⑥)その火から子の線香がもらい火をする。そして、一反あたり一本半:一本約四十分とし、帳面を見ながら本数を決めて実施しこの線香水を行っていたそうだ。まず下流の人が、水が来ないとの申し出があると、水親は線香番と水入り切り番の二人に線香桶と帳面、拍子木を持たせて「線香水」を行っていたそうだよ。

 

写真⑤ 真野地区の古老の方の話をもとに描いた線香箱(筆者)本人撮影

 

写真⑥ 真野地区で使用していた同じ線香(緑が親線香)    本人撮影

 

太郎くん:現在は満濃池の水を農業用としてまんのう町、琴平町、多度津町、善通寺市、丸亀市の2市3町の地域の人達が使っているけど(受益面積約3,000ha)、いま一度、水事情の厳しかった時代の先人の苦労や知恵に思いを馳せ、限りある水の有効利用に取り組んでいかなければならいと思うよ。また、第三次嵩上げの際、永年池内に住んでいた五毛集落(二十八戸の家庭)の人々の移転が余儀なくされ、立ち退きに協力してくれたこと、そこでの生活を存続できなかった人々の思いも決し忘れてはならないね。(「竣工記念碑」の台座に移転を余儀なくされた方々の名前が刻まれています。第9回の写真⑫と今回の写真⑦、⑧)

 

写真⑦ 池に沈んだ五毛岡地区の民家跡(本人撮影)

 

写真⑧ 岬の桟橋跡から見た五毛地区(池中:元の山神社跡、山の麓:現在の五毛集落、右手前岸辺:岡集落)  本人撮影

(尚、場所については、第10回ブログ版の地図②を参照してください。)

 

太郎くん:また、満濃池とは直接関係ないけど、満濃池の東北岸より北部一帯に広がる高原状台地に「国営讃岐まんのう公園」があり、公園内に「竜」の名称がたくさんあるよね。実は、ここは「龍頭(りゅうず)」(このあたりが伝説に出て来る満濃池の龍の休み場であったことに由るとか、又は武道口の東側あたりにある大きい岩が龍の頭に似ている所から来たとか言われている)という地域・集落(最盛期27戸)があり、入植と開拓(戦後の引揚者対策も含む)の歴史をもった地区であった。明治、大正時代は旧陸軍の演習場となり、昭和時代は葉タバコを中心とした畑作、そしてため池や満濃池からのポンによる揚水で水田も行っていたが、昭和40年頃の開発ブ-ムにより(株)満濃農園の買収で離農し、その後昭和59年国の計画によって公園となったようだ。(吉井正雄氏「“龍頭”今昔」を参照)

それから、環境という視点からも動植物の生態系保持や森林保全にも努めていかなければならないね。また、満濃池の水そのものも直接・間接流域の森林と無関係ではないから。

花子さん:そういった意味でも、満濃池の堤の上に立つと、千三百年の歴史の重みを感じるわね。そして、これからもこの満濃池をみんなで大切に守っていかなくてはならないわね。 

太郎くん:そうだね。それから、神野寺南西側の小高い山上(神野山)に(ミニ八十八か所巡りの途中の山上)神櫛(かみくし)神社跡があり、そこの石碑にルーズズベルト大統領の名前が刻まれていて驚いたよ。次の写真⑨(左端)がそれだよ。

 

写真⑨ 神櫛神社石碑(本人撮影)

 

花梨さん:でも、どうしてルーズズベルト大統領の名前が刻まれているのかしら?

太郎くん:矢原氏の子孫の方に話を聞いてみると、明治37年(1904)、日露戦争が始まったのだけど、長期戦になることを畏れた両者は、セオドア・ルーズズベルト大統領の斡旋によって、明治38年(1905)、アメリカのポーツマスで日本全権小村寿太郎とロシア全権ウイッテはポーツマス講話条約に調印したと。当時、「平和」を強く望む矢原氏の想いから、この二人の業績に感謝して石碑に名前を刻んだと聞いている、と言われていたよ。“満濃池から世界が見える”と思ったね。

花梨さん:なるほど、そういう意味があったのね。すばらしい方ね。

 

太郎くん:最後になったけど、満濃池を見下ろせる西の高台に、「悠々麗澤」(ゆうゆうれいたく)という4字が刻まれた御柱(石柱)が建っているのを知っているかな?これは、「遥か久しく急がず豊かに潤い恵にあふれ、人々に恩恵を与え続ける美しい景観」という意味だそうだけど、僕はこの言葉がとてもいいなあと思うよ。

 

写真➉ 満濃池西高台(神野山)に建つ御柱(本人撮影)

 

花子さん:これまでの満濃池の学習を通して、本当に満濃池(郷土)の魅力の再発見ができて楽しかったわ。ありがとう!友達にも伝えたいわ。

太郎くん:僕も一緒に学習できて楽しかったよ。ありがとう!少しでも多くの方々に、満濃池の魅力を知ってもらいたいね

 

 

満濃池をめぐる歴史浪漫の旅、いかがでしたでしょうか。

ハイキングや行楽をかねて、ちょっと池まで足を運んでみたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうかね。

片岡さん、貴重なおはなしをありがとうございました。

 

 

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第11回 ブログ版 農業講座「さむい冬をどうやってしのぐかのお話」

寒さも本格的になってきましたね。

あたたかい料理が恋しい季節ですが、おいしい冬野菜は冬の寒さを耐え抜き、栄養と旨味をぎゅっと体の中にため込んでいるのでしょうね。

今回の「ブログ版農業講座」では、そんな寒い冬を乗り切る工夫や知恵を、たっぷりと教えていただきます。

講師はお馴染み、大人気の豊嶋和人さんです。

 

【さむい冬をどうやってしのぐかのお話】

 

秋があったかくてレタスがよくできる(お安い)のはもう毎年のことになりましたが、今年はラニーニャ現象で寒い冬がやってきそうです。実は去年の冬もラニーニャ現象でしたが、寒かったのは12月中旬から1月中旬の約一ヶ月間だけであとは平年よりもだいぶ暖かく、冬季全体で見ると暖冬になりました。

ここで早速少し余談ですが、毎度おなじみミナミアオカメムシ(第8回参照)が今年の春から初夏にかけてはほとんど見られませんでした。おかげでオクラやナスやスイートコーンでは助かりましたけど、なぜいなかったんでしょう。ミナミアオカメムシはいちばん寒い月の平均気温が5℃を下回る土地では越冬できないとされています。1月も2月も平均気温は5℃を越えていました。ところが寒かった12月中旬からの一ヶ月間の平均気温をとってみると5℃を切ってたんですね。なるほど先人の研究の通りでした。下の写真①は、晩秋のミナミアオカメムシです。日照時間が短くなるとこういう色に変化し活動量を減らして越冬の態勢に入る個体が増えてきます。

 

写真① 晩秋のミナミアオカメムシ(本人撮影)

 

今年の冬の話にもどしますね。極端な寒さにさらされると作物は生育を止めてしまいます。何度も霜に当たると傷んでしまうこともあるでしょう。今回はそれをうまく回避してクリスマスやお正月に美味しい野菜を間に合わせるコツを紹介します。

その前に、畑そのものの保温力を考えてみましょう。じつは日当たりがいっしょでも畑によって地中の温度は微妙に異なります。主な原因は土壌粒子の大きさです。土壌粒子の大きさはざっくり3種類に分けられます。砂>シルト>粘土の順に粒子が大きくなります。土壌粒子が大きいほど地温が上がりやすく、冷めにくくなるんです。大きな粒子ほど溜めた熱が冷めにくいですし、そういう土は水はけがよく乾燥していることが多いので気化熱を奪われることが少ないためです。というわけでいわゆる「ガラク」のような砂っぽい田んぼのほうが地温が下がりにくくなります。

先日の農業講座でも紹介したんですけど、日本中の農耕地の土質(土壌の種類)・土性(土壌粒子の大きさ)を細かく分類した地図「土壌図」が公開されています。これを見ると、田んぼがどんな土質・土性に分類されるかが分かって便利です。ほぼ全てが水田のまんのう町平野部には、グライ土、灰色低地土、褐色低地土の3種類の土質があり、土性は砂地から重粘土質までまちまちなことがわかります。

農研機構 日本土壌インベトリー

 

砂っぽい土性のほうが真冬でも作物がよく生育します。1月取りブロッコリーや超極早生と言われる冬取りの玉ねぎなどでは、経験上土性による差が出やすいように思います。ただ砂地は乾燥しやすく、肥料も雨で流れてしまいやすいのでその点は注意が必要です。

土壌の乾燥や肥料の流亡を防ぐ便利な道具といえばマルチシートですが、マルチは種類の特性を知って選べば地温のコントロールにも便利です。シルバーや白のマルチは光を反射して地温を下げ、黒いマルチは熱を吸収して地温を上げると家庭菜園の本にもよく書いてあります。でも黒マルチの地温を上げる効果は地表近くに限られるんですね。なぜならば光線を通さないため、土を直接あたためるわけではないからです。というわけで、光線を全て透過させる透明のマルチが地温上昇効果は一番高くなります。しかし、困ったことに植物の生育に重要な可視光線も全て通すために透明マルチの下はあたかも温室のようになり、それはもう草がたくさん生えてしまいます。

そのため、植物が主に光合成に使う可視光線を通さずに、赤外線をなるべく通す工夫をしたマルチがいろいろと開発されていて、それがまた色とりどりで楽しいんですよ。下の三色盛りはいずれも黒マルチよりも地温を上げる効果の高いマルチです。(写真②)

 

写真② 三色盛りマルチ(本人撮影)

 

 

ではどれだけ地温が上がるか、11月下旬の晴れた日の夕方4時頃、10cm下の地温を計ってみました。

まずはマルチを張ってないにんにくの畝です。(写真③) 上の0.23という数字はEC(電気伝導率)といって、土の中の水にどれだけ養分や塩類が溶けているかを示す数字です。下の数字が地温です。13.6℃ですね。

写真③ マルチを張っていない状態(本人撮影)

 

 

続いて黒マルチです。(写真④) 15.5℃に上がりました。余談ですが、レタスは肥料食いなのでECも高いですね。

写真④ 黒マルチを張った土(本人撮影)

 

 

次は青マルチです。(写真⑤) 黒っぽくて草を抑えつつ、光線を少し通します。黒より高く、16.8℃になりました。

写真⑤ 青いマルチを張った土(本人撮影)

 

 

最後は茶色いマルチです。(写真⑥) 赤外線をたくさん通しますが、草も結構生えます。さすが、18.7℃を叩き出しました。

写真⑥ 茶色のマルチを張った土(本人撮影)

 

そもそも地温が上がると生育がよくなるのはなぜでしょうか。地温が上がれば地温と、地表付近の温度も上がるでしょうから単純に植物の活動が活発になります。あとは土の中の微生物の働きも活発になって、有機物の分解によって作物に肥料分が供給されやすくなります。

さらに生育を促進してやろうと思えば作物の周り全体を保温してやる必要があります。そうしたら霜からも守れますしね。ビニールハウスや、ネギやレタスで行うトンネル栽培などがおなじみです。ところがそれらはなかなか費用もかかりますし、トンネルだと設置や片付けの労力も大変です。そこで、そこそこの保温力と手間で作物全体を保温してやる不織布のべたがけがおすすめです。

こちらが一般的なべたがけのかけかた。(写真⑦) 作物のうえにそのままかぶせて数mおきに専用のピンで押さえてやります。短辺はたるませておいていいのですが、長辺はたるみのないようにピンと張り、始点と終点を丈夫な杭に巻きつけるなどしっかりと留めるのが飛ばないコツです。

 

写真⑦ べたかけの畝(本人撮影)

 

最近個人的に気に入ってる張り方が、トンネルの支柱を立てて、不織布を2重に張る方法です。(写真⑧) 背の高くなる作物に使います。適度に風を受け流す不織布の性質はそのままに2重に張ることで抑えが効くので、留めはトンネルのようにマイカー線を用いなくても、不織布の留め具だけで済みます。写真⑧は春先のオクラです。

 

写真⑧ トンネルに支柱を立てて不織布を2重に張った畝(本人撮影)

 

さて、今回の参考となる書籍は、

『農家が教えるマルチ&トンネル (張り方・使い方のコツと裏ワザ)』          農山漁村文化協会/編 (626ノ)です。

 

全国各地で行われている保温のワザが紹介されています。読む際の補助線をひとつ引いておきたいと思います。

被覆資材を固定するのに杭とマイカー線を使う方法と、裾に土を乗せる方法がありますが、これはそれぞれちゃんと理由があります。ポイントはその土地の土質土性と、換気の方法です。砂や火山灰のようなサラサラとした土では杭が抜けやすいですから、裾に土を乗せて留めます。サラサラとした土は片付けのときも楽です。

一方まんのう町の水田土壌のような土では、ビニール等の裾に乗せるとあとが大変です。

そして換気。土で留めたトンネルは裾をまくって換気ができませんから、最初から穴の開いた被覆資材を使うか、気温の上昇に応じて穴を開けていきます。杭とマイカー線を使うトンネルは裾をまくって換気ができるので、換気の面では楽でコントロールがしやすいと言えます。

こんなところまで、土の性質は関わってきます。冒頭紹介しました地温の差も含めて奥が深いでしょ? というわけで、講座でもおすすめしましたけれども、土壌医検定をみなさんも受けてみませんか。12月14日が出願申し込みの締切りです。

 

チャレンジされる方は、下記よりお申込できます。

↓↓↓↓

土壌医検定公式ホームページ

私たちがおいしい野菜や綺麗なお花を手にできるのは、生産者さんたちが手間暇かけて、丁寧に作ってくださっているおかげですね。

豊嶋さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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クリスマス特集はじまります🎄

早いもので、今年も残すところあと1カ月になりました。

もうすでに街の至ることろがクリスマスカラーに包まれ、心躍る季節になりましたね。

町立図書館でも恒例のビックツリーを飾り、クリスマスコーナーを設置いたしました。

 

 

 

1年で最も華やぐ季節を、心温まる本と一緒に過ごすのもいいですね。

みなさまのご来館をお待ちしています。

 

 

 

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今月のおはなし会♪

新型コロナ感染拡大防止で今年5月以降お休みしていた毎月恒例のおはなし会が、ようやく半年ぶりに今月から再開されました♪

まずは、11/5(金)に行われた「赤ちゃんのおはなし会」。

一緒に手遊び✊👐

久しぶりのおはなし会にスタッフも気合が入ります。さぁ、お母さんもご一緒に。ぐーぱー上手にできたかな?

赤ちゃんのおはなし会は、ゴローンとなっても大丈夫。ぐずって泣いても大丈夫。いっしょに歌って、踊って、楽しいおはなしを聞いて、す~ぐ笑顔になれますよ👶

赤ちゃん向けのおはなし会は毎月第1金曜日午前10時半からです。

赤ちゃんがいるから図書館はちょっと…なんて心配ご無用!ぜひ、赤ちゃんのおはなし会に一度いらしてみてくださいね☺

 

続いて、11/14(日)は読み聞かせボランティア「すまいりぃ」さんによるおはなし会「絵本とあそぼう」です。

たくさんのお友だちが遊びに来てくれました!

みんなが夢中になって聞いていると…

 

あれ~動物たちも思わず絵本から飛び出しちゃいました♪

まさに、絵本とあそべる「すまいりぃ」さんによるおはなし会は、毎月第2日曜日午前11時からです。

 

最後は11/20(土)、「さぬき語りの会」さんによるおはなし会です。

ボードに黄色、青、赤のポケットが3つ。さて、これはなんのおはなしかな?

絵本や紙芝居だけにとどまらない、工夫を凝らした楽しいおはなし会は毎月第3土曜日午後3時から。

どちらのおはなし会も、申し込み不要、参加費無料です。

12月の予定はこちら👇

 

スタッフ一同、みなさんのお越しをお待ちしています!

 

 

 

 

 

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ことひらまちじゅう図書館 ご来館♪

日ごとに肌をなでる風も冷たくなり、鍋物や煮込み料理がおいしい季節になりましたね。

朝夕は随分と気温も低くなってきたので、風邪などに気をつけたいですね。

さて本日は、町立図書館にステキなお客様がお見えになりました。

本で人と人がつながる活動を行っている「ことひらまちじゅう図書館」の方です。

 

 

「ことひらまちじゅう図書館」は、大人も子どもも一緒に楽しめる小さな居場所を琴平の町じゅうに広げたいと願い、2017年に「415のわ」の活動の中からスタートしました。

街角のお店やカフェに小さな図書館を設置し、異世代間や町内外の人の交流を生み、心の豊かさや、町の人たちの生きがいにつなげる取り組みです。

2021年11月現在、琴平町には24カ所の小さな図書館があるそうです。

本当に素晴らしい活動ですね。

そんな素晴らしい活動をされているメンバーの方が、町立図書館を見学に来てくださいました。

 

当館スタッフの案内で、館内を熱心に見て回ってくださいました。

 

「ことひらまちじゅう図書館」の取り組みは、本を通じて<図書館>と<人>と<地域を>つなぐ、まんのう町立図書館の「BookBookコミュニケーション」の理念とも通じ合うものがありますね。

また何度でも、ご来館ください。

本日は、ありがとうございました。

 

 

 

 

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大学生によるおはなし会📖

季節は冬に突入しましたが、読書の季節はまだまだ続いていますよね。

季節の風物詩を本で楽しむのもよし、これからの時期はクリスマスにちなんだ物語を味わってみるのもいいかもしれませんね。

 

さてさて、11月21日㈰、町立図書館ではいつもとは少し違ったおはなし会を開催いたしました ♪

 

 

おはなし会を開いてくれたのは、四国学院大学保育士養成コースの学生さんたちです。

 

まずは、「おしくらまんじゅう」のおはなしから。

紅白のおまんじゅうがくっついたり、はなれたり ☺

思わず誰かとおしくらまんじゅうをやりたくなっちゃいますね。

 

楽しいおはなしは、まだまだ続きますよ。

ワニくんが出てきたり、折れて小さくなったクレヨンが冒険をしたり、ワクワクとドキドキの連続です。

 

 

続いては手遊びです。

「キャベツの中から」の歌に合わせて、ぴっ♪ぴっっ ♪

うまくできたかな?

手遊びも、大勢でやると楽しみが何倍にも膨れ上がりますね。

 

  

手づくりのペープサートやパネルシアターなど、子どもたちが大好きなものが次から次へと出てきます。

場面転換や物語の進行など、息の合ったパフォーマンスを披露してくれました。

大学生のお兄さんやお姉さんたちと、楽しい時間が過ごせましたね (^^♪

 

四国学院大学のみなさん、ステキなおはなし会をありがとうございました。

 

 

 

 

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SDGs特別展示 はじまります♪

気持ちのいい小春日和が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

季節は秋から冬に、ゆるやかに変わりつつあります。

季節の変わり目ですので、体調管理にも気をつけたい時期ですね。

 

さて、本日より町立図書館では「SDGs特別展示」を開催いたします。

 

 

世界的な取り組みとして広がりを見せている「SDGs」について知り、学び、行動を起こすためのヒントがつまった本を紹介しています。

 

2020年より始まった、まんのう町立図書館の新たな取り組み「BookBookコミュニケーション」は、本を通じて「図書館」と「人」と「地域」が互いにつながりあうことを目指しています。

誰もが、いつでも、どこからでも図書館とつながれる。それは、図書館とつながれない人を作らないという取り組みでもあります。

この「つながる図書館」の理念は、SDGsが目指す「誰一人取り残さない」という理念と相通ずるものです。

同じ理念を共有する二つの取り組みを通して、人と地球のより良い未来のために、図書館にできることを模索しながら、サービスの向上と地域貢献に努めていきたいと思っています。

 

 

今回の特別展示では、SDGsの17の目標ごとに、おすすめの本をまとめたブックリストを作成しましたので、ご自由にお持ちください。

館内では「くらしの中のSDGsクイズ」もやっています。

わたしたちの暮らしの中のちょっとしたことが、SDGsとどうつながっているのか、クイズにチャレンジしてみてください。

 

ロビーでは、「みんなで育てるSDGsの木」もやっていますよ

みなさんの関心がある目標カードを選んでいただき、それを葉っぱにみたててガラスにはっていただきます。

みんなで力を合わせて、木を大きく茂らせましょう!!

 

 

発達障害に関するパネル展も行っています。

このパネルは、先日、香川県発達障害者支援センター「アルプスかがわ」、「しょうがい者生活支援センター」より講師をお招きし、「特性のある方たちとのコミュニケーション」について研修を受けた際に、「アルプスかがわ」さんよりお借りしたものです。理解を深められる本も紹介しています。

これからも、一人ひとりに合った配慮のある図書館サービスを心がけてまいります。お気軽にご来館ください。

 

郷土資料コーナーでは「香川用水のパネル展」も行っております。

香川の水事情について、分かりやすく解説された資料が満載です。

ご来館の際は、是非ご覧になってください。

 

「SDGs特別展示」が、わたしたち一人ひとりに何ができるかを考えるきっかけになれば嬉しいです。

みなさまのご来館をお待ちしています。

 

 

 

 

 

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農業講座 「土と肥料の知識を深めよう!」

大人気シリーズ「農業講座」が久々に帰ってまいりました。

今回のテーマは「土と肥料の知識を深めよう!」。

お花もお野菜も、「土」つまり、土壌が大切ですよね。

よく、豊かで良い土のことを「肥えた」と表現しますが、肥えた良い土を作るには、知識や経験が必要ですよね。

今回の講座では、土壌医で、香川県農薬管理指導者でもある、当講座の講師・豊嶋和人さんに、土と肥料について教えていただきました。

 

 

土壌医検定3級程度の過去問題を使い、クイズ形式で土と肥料についた学んでいきました。

なんだか難しそうに聞こえますが、豊嶋さんの分かりやすい解説で、検定を受けない方も、楽しみながら受講することができました。

 

 

参加者のみなさんは、積極的に質問もされ、とても熱心に講座を受講されていました。

みなさん、「肥えた」土でキレイな花やおいしい野菜を育ててくださいね。

豊嶋さん、ありがとうございました。

 

土壌医検定は12月14日㈫まで申し込みができます。

試験は2022年2月13日㈰です。

挑戦してみたい方は、土壌医検定のホームページをご覧ください。

図書館にもパンフレットがございますので、スタッフまでお声かけください。

 

 

 

 

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