おかげさまで8周年!!

本日、6月5日、

まんのう町立図書館は、開館8周年を迎えました。

開館以来、地域の皆さまに支えられ、多くの利用者の方々とともに歩んできた、あっという間の8年でした。

「まんのう町民読書の日」である本日より、6月18㈮までは『まんのう読書週間』です。

読書に親しみ、読書のすばらしさについて理解を深める2週間です。

館内では「本と生きよう」展示や、ブログで振り返る「あの時あの頃」パネル展示、雑誌のリサイクルを行っております。

これまでブログで配信してきましたオリジナル動画も一挙放映!!

ご来館の際は、是非足を止めてお楽しみください。

 

 

今後も、多くの方々に愛され、地域に貢献できる施設であり続けるために努力してまいりますので、どうぞ引き続き、ご理解とご支援をお願い申し上げます。

10年、20年後の未来に向かって、皆さまとともに――。

 

まんのう町立図書館 スタッフ一同

 

 

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まんのう読書週間 はじまります♪

あまりに早い梅雨入りに驚かされたばかりですが、毎日すがすがしいほどの洗濯日和で、梅雨に入っていることを忘れてしまいそうですね(^^♪

例年梅雨入りを迎える今の時期、ちょうど春と夏の真ん中の季節は、まんのう町立図書館にとって特別な季節です。

6月は町立図書館の誕生月。

そして開館記念日である、6月の第一土曜は『まんのう町民読書の日』です!!

町民の皆さんが広く読書に親しみ、読書のすばらしさについて理解を深める日です。

今年の「まんのう町民読書の日」は、6月5日㈯。

 

6月5日㈯~18日㈮は「まんのうどくしょ週間」です。

様々な展示や催しを通して、読書の楽しさやすばらしさを味わえる2週間となっています。

期間中は、本と生きよう展示や、これまでの町立図書館の歩みをブログで振り返るパネル展示、雑誌のリサイクルを行っております。

これまで皆さまと一緒に行ってきた様々なイベントを振り返り、もう一度やってみたいイベントに投票する「みんなで選ぶイベントリクエスト」も行っています。

是非、ご来館の際は図書館の「プチ歴史」をご覧になってください。

 

 

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今月のおはなし会📖

ピチピチ、チャプチャプ、ランランラン♪

思いがけず早い梅雨入りで、皆さんもビックリされていると思いますが、雨の日でも楽しめるのが、「本」ですよね 📖

 

今月も、本と図書館が大好きなお友だちが集まってくれましたよ。

 

5月7日㈮は、毎月恒例の「あかちゃんタイム」です。

今月のテーマは「お花」。

 

色んな色のお花があるね。花びらの形も、においも違うね。

 

みんな、おはなし大好き (^_-)-☆

歌も手遊びも、元気いっぱい楽しんでくれました。

たくさん言葉を覚えてくださいね ♪

 

「あかちゃんタイム」は、小さなお子さんたちの時間です。声を上げても泣いちゃっても大丈夫ですので、気兼ねなくお越しください。

絵本選びなどの読書相談も受けつけておりますので、小さなお子さん連れの方は、是非「あかちゃんタイム」ご活用ください。

 

6月のおはなし会は、お休みになります。

再開しましたら、また是非ご参加ください。

 

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第10回 ブログ版 農業講座「雨と作物のお話」

梅雨と言えば6月…と思い込んでいましたが、今年の梅雨入りは想定外に早かったですね。

農業をはじめ、天候に左右されるお仕事をされている方たちは、本当に大変だと思います。

ブログ担当のワタクシの心配事といえば、ちゃんと洗濯物が乾くかしら…、といったところですが(笑)

早い梅雨入りには、こちらの方も驚かれていますよ。

もうすっかりお馴染みになりましたね。農業講座講師の、豊嶋和人さんです。

今回は、農作物が天候から受ける影響についての「あれこれ」をお話しいただきます。

【雨と作物のお話】

まだ5月も半ばだというのに、梅雨入りしてしまいました。最近の気象統計を見てみますと、香川県の5月は高温旱魃(かんばつ)傾向だったのですが、ほんといったいどうなってるんでしょうねえ。

作物にとって水はなくてはならないものですが、ありすぎても困るものです。さしあたって、いつもと違う気候が今畑にある作物にどんな影響を及ぼすか考えてみます。

 

1.はだか麦、小麦

まんのう町の平野部は米麦二毛作地帯です。麦茶や味噌の原料となるはだか麦の「イチバンボシ」と、さぬきうどん用小麦「さぬきの夢2009」が作付けされています。麦は乾燥地帯の代表的作物ですから近年の高温旱魃傾向は麦にとっては大変有利な材料だったのですが、雨が多いとカビの病気や倒伏、穂のまま麦が発芽してしまう穂発芽が心配です。麦にとって早い梅雨はいいことがひとつもないと言っていいかもしれません。刈り遅れによるその後の稲作への影響も気になりますね。

 

2.にんにく、たまねぎ

にんにく、たまねぎの最後のひと押しの肥大には雨が欠かせません。その点では雨はありがたいのですが、病気を広げてしまう危険もあります。元々病気に弱いにんにくはもちろん、たまねぎも今年は暖冬でべと病の多い年のようですから、収穫まで油断ができません。

雨が多いと収穫時につく土や収穫物の水分が多くなります。そうすると、にんにく、たまねぎのような乾燥・貯蔵する作物は乾燥の仕上がりが難しく、すなわち腐りやすくなります。特により水分の多いたまねぎですね。病気が多い年だとなおさらです。軒下に吊るしたたまねぎは早めに食べてしまったほうがよさそうです。

 

3.葉物野菜

例年の高温乾燥状態ですと、この時期葉物野菜を悩ませるのが虫食いと、縁枯れや芯腐れのような生理障害です。虫は4月中旬までは例年より暖かかったこともあってコナガ、アオムシ、アブラムシなどよく見かけましたが、今はあんまり見ませんね。雨が多いと虫も普通に溺れたり、交尾・産卵ができなかったり、虫に寄生するカビ病にやられてしまったりしますから。

縁枯れ(チップバーンとも呼びます)や、芯腐れは主にカルシウムやホウ素といった、細胞壁を作るミネラルの不足によって起きます。畑にミネラルが豊富にあっても乾燥していればそういった症状が出ます。なぜでしょうか。

枯れたり腐ったりするのは芯や葉の縁、すなわちどんどん大きくなったり新しい葉が展開してくる先端部分です。そういった部分はホウ素やカルシウムをたくさん必要とするのですが、養分を吸う根から一番遠い部分でもあります。積極的に根が吸ってくれる環境でないと不足しがちになります。土壌の十分な水分と、葉の気孔がしっかり開くちょうどいいあんばいの湿度が必要です。そんな環境であれば根がミネラルを含んだ水をしっかり吸い、葉の気孔から水分を蒸散させる流れに乗せて先端に届けて、その不足を防ぐことができます。

というわけで適度な雨はありがたいのですが、度を過ぎるとやはり病気の発生が心配です。温度が高い時期に葉が濡れている時間が長くなればなるほど菌が侵入しやすく、病気のリスクが高くなります。キャベツやブロッコリーだと軟腐病や黒腐病、小松菜などの軟弱アブラナ科野菜だと白さび病ですね。

 

写真① 少し縁枯れの出たキャベツ(本人撮影)

 

上の写真①は、少し縁枯れが出ていますが、その後の雨でとても大きくなりました。

 

4.夏野菜、お花

露地の夏野菜や農業講座でもやりましたキク、アスターは主に連休以降に定植してまだ実や花がつく前の段階だと思います。普段のこの時期の気候ですと乾燥して水やりが大変ですが、今年は十分な温度と水分を得てどんどん大きくなっているんじゃないかと思います。

ただ、あまりに長雨が続くようですと、当然日照不足で軟弱に育ってしまいます。長く畑に水が溜まるような状態では根も傷みます。そこから病気の菌が侵入するリスクも高まります。

そうなると困るのが一転して晴れたときです。根の発達も不十分、あるいは傷んでしまったところに高温乾燥の夏がやってきたら、根から水分が満足に吸えませんから軟弱徒長した地上部の葉はひからびてしまいます。日照不足ばかりは仕方がないですので、なるべく排水をよくして、そのうちやってくる暑い夏に備えて根を大事にしてやることが一番です。

ナスやピーマンなどでは下段の実をいつもより多めに落としてもいいでしょう。株の負担を減らすとともに、まずは実よりも根に光合成産物を回してあげましょう。

 

写真② 栽培中のナス(本人撮影)

 

写真②は、うちの家庭菜園のナスですが日照不足でヒョロいですねえ。根傷みをふせぐために高畝にはしています。あと写真を撮る前にいらない道具は片付けたほうがいいですね。

 

旱魃に強い植物が旱魃に強い野菜とは限らないという話を予告でしていたのですが、旱魃がどっかにいっちゃいましたので雨のお話になりました。こう天候がおかしいと、天気に関する話は予告しないほうがいいですねえ。

 

図書館の本の紹介は、雨で心配になる作物の病気についてです。

最新にして正確、そしてコンパクトな病害虫図鑑です。西日本で育てられている主な作物や庭木を網羅しています。

 

なんの病気かわかったら効果的な対処法を学びましょう。こちらは主な病害虫の生態を詳しく知って効果的に防ぐためのビジュアル豊富な教科書です。

 

下の写真③は、先日畑で見つけたきのこです。レタスやキャベツ、ブロッコリーといった秋冬野菜に綿のようなカビがつく菌核病というやっかいな病気がありますね。実はその綿の元になる胞子を出すのがこのきのこ(子のう盤)です。

きのこのかさから飛んだ胞子が野菜に付着して菌糸を伸ばします。綿のように発達した菌糸はその後固まって黒豆のような菌核を作ります。この菌核は土の中で何年も生きますが、雨の多い20℃付近の温度のときに地表付近にあると、きのこを出して胞子を飛ばすんです。そんなことが学べるのが上記の本です。

見つけたきのこは胞子が出せないように埋めました。

写真③ 畑で見つけたキノコ(本人撮影)

 

 

われわれ素人は、キノコが生えているのを目にすると、つい「キノコだ!!」と言ってはしゃいでしまいますが、作物にとっては病気のもとになるイヤ~なやつだったんですね。

今回もためになるお話をありがとうございました。

 

 

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📖本と生きよう おはなし会📖

新緑がまぶしい5月。

昨年に引き続き、あまり遠くへは遊びに行けないゴールデンウィークですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

せっかくできた時間に、読みたかった本を楽しんでいる方もいらっしゃのではないでしょうか。

町立図書館では「こども読書週間」のイベントを開催中です。

「こどもの本のPOP大会」や「えほんdeしりとり」、「リアルえほん! 写真展」など、親子連れやご家族で楽しめる催しがたくさん!

5月12日㈬まで行っておりますので、是非ご来館ください。

 

さて、「こども読書週間」のイベントとして、4月29日㈭に「本と生きよう おはなし会」を開催いたしました。

「本と生きよう!」は、本を読む喜びを多くの方たちに伝えていく読書運動です。

本を読むことで、世界が広がったり、心が豊かになったり。

本を通じて、人と人の気持ちもつながったり…。

物語の世界を味わいながら、本でつながるステキな時間を楽しんでもらいました。

当日は、本と図書館が大好きな方たちがたくさん来てくれました (^_-)-☆

まずは、おはなしの時間📖

「本と生きよう! 読書運動」で作った、言葉がジンとくる優しいおはなしを聞きました。

お子さんたちだけでなく、大人の方たちも “全集中” で物語の世界に入り込んでくれました。

 

おはなしの後には、ちいさなノートを作りました。

 

好きな色の表紙を選んだら、可愛いスタンプをペッタンペッタン ☺

世界に一つだけの、「ちいさなノート」の出来上がり ♪

 

 

 

  

自分だけの特別なちいさなノート📓

何を書こうかな?

皆さんの「ステキ」をいっぱい書き込んでくださいね。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

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今月のおはなし会📖

日々、季節の移ろいを感じる今日この頃ですが、皆さん健やかにお過ごしでしょうか?

町立図書館では、今月も楽しいおはなし会を開催いたしました。

 

4月2日㈮は、毎月恒例の「あかちゃんタイム」です。

春の陽気に誘われて(?) 小さなお友だちがたくさん来てくれました ☺

 

手遊びや歌は、みんな大好き。

言葉の響きやリズムを、あかちゃんたちは体いっぱいで感じて、表現してくれます ♪

 

体を動かし、元気いっぱい!

本を通じて、ママたちの交流の輪も広がり、和やかでとても楽しいおはなし会になりました。

「あかちゃんタイム」は、小さなお子さんたちの時間です。声を上げても泣いちゃっても大丈夫ですので、気兼ねなくお越しください。

絵本選びなどの読書相談も受けておりますので、小さなお子さん連れの方は、是非「あかちゃんタイム」ご活用ください。

 

4月10日㈯は、「さぬき語りの会」によるおはなし会です。

当日の晴れ渡った空のように、元気が出るおはなしがたくさん!

にわとりの人形を使った歌遊びを楽しんでくれました。

かくれたポケットから卵やひよこにビックリ!

読んで、歌って、体を動かして…、

色んな形で、おはなしの世界を楽しんでくださいね。

 

4月11日㈰は、「すまいりぃ」による “絵本とあそぼう” です。

おはなし大好き! 図書館大好き! のお友だちが集まってくれました。

晴れた日に、みんなでお出かけしたくなるような、楽しくて愉快なおはなしが次々と📖

皆さん、じっくりおはなしに聞き入っていました。

歌も歌って、いっぱいっぱい楽しんでくれました (^_-)-☆

 

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

 

4月29日(木・祝)は、こども読書週間スペシャルで、「本と生きようおはなし会」を開催いたします。

午前 10:30~ と、午後 1:30 ~ の2回。

おはなし会のあとには、ちいさなノートを作ります。

是非、ご参加ください。

 

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子ども読書週間、始まりま~す📖

暑い…、早くもそんな言葉が交わされるようになりましたね ☀

天候の急激な変化に体調を崩される方もいらっしゃるかもしれませんが、十分な休息と水分補給で、来たる夏に向けて体力をつけておかないといけませんね。

さてさて町立図書館では、ども読書週間 が始まりましたよ‼

 

期間中は、楽しい催しが盛りだくさんです (^^♪

 

まずは、本のお楽しみ袋 📚

気になるテーマの袋を選んだら、カウンターへGo!

中身は、開けてからのお楽しみです。どんな本が入っているかな?

新しい本との出会いを楽しんでください。

 

 

続いて、まんのう名物?  子どもの本POP大会!

町立図書館のスタッフと、町内の小学校司書がおすすめする本を、個性豊かなPOPで紹介しています。

もちろん、どの本も借りられますよ。

POPを見て楽しむ、そして読んで楽しむ。1冊で2度おいしいイベントです (^_-)-☆

 

館内中央では、みんなで参加できるイベントもやっています。

その名も、みんなで えほん de しりとり

本のタイトルの、最初と最後の文字を使って、しりとりをしていきます。うまく続けていけるかな?

利用者のみなさんで力を合わせ、しりとりをつなげていきましょう‼

ひとりでできる「えほんdeしりとり」もありますよ。

ルールは同じです。本のタイトルでしりとりをつなげていきます。

好きな本、読んでみたい本から初めて、5冊つながれば達成です。

しりとりをした本は、そのまま借りることもできます。

ゴールできたら、かわいいスタンプがもらえますよ ☺

館内にある専用の用紙を使ってくださいね。

下からダウンロードすることもできます。

↓↓↓↓↓↓

えほんでしりとりワークシート

 

リアルえほん! なりきり写真展 の作品も大募集中です!

物語の一場面を自分たちで再現して、ステキな写真を作ってください。

できた作品は、A4用紙にコピーして図書館までお持ちいただくか、メールでご応募下さい。

リアルでオリジナルな絵本の世界を作りましょう!

 

おはなし会もありますよ。

4月29日(木・祝)は、「本と生きよう おはなし会」です。

楽しいおはなし会の後には、ちいさなノートをつくります。

午前 10:30~ と、午後 1:30~ の2回。事前申し込みは不要です。

 

5月7日㈮は、あかちゃん向けのおはなし会です。

午前 10:00 ~ 12:00までは、恒例のあかちゃんタイムです。

声を上げても、泣いちゃっても大丈夫。読書相談もできますので、小さなお子さま連れの方は、気がねすることなくご参加ください。

おはなし会は、午前 10:30~です。

 

5月15日㈯は、午後 3:00~ さぬき語りの会によるおはなし会です。

絵本に紙芝居、パネルシアターなど、楽しいおはなしがいっぱいです。

 

楽しみがいっぱい詰まった、盛りだくさんの20日間。

是非、ご来館ください。

 

 

 

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農業講座リターンズ🌼

春を満喫する前に、もう夏の気配を感じさせるような陽気になりましたね。

空が青い、太陽がまぶしい…、あぁ、日焼けが気になる…。

もうそんな季節です。

さてさて、園芸家の皆さま、家庭菜園をお楽しみの方々、長らくお待たせいたしました。

2021年春、ついに「農業講座」の再開です!!

昨年4月より、“ブログ版” として連載を重ねてくださっている、講師の豊嶋和人さんも、“生” で登場です!!

今回のテーマは、『お墓さんの花を育てましょう』

晴天に恵まれた4月12日㈪、お花好き、園芸好きの皆さんが、たくさん集まってくださいました ☀

 

まず、今回のテーマである「お墓さんの花」。

昔から地元のおばあちゃんたちが育ててきた仏花は、人間を楽しませるだけでなく、畑の多様性を広げ、虫や野菜も喜ばせるという、素晴らしい付加価値を秘めているんだそうです。

野菜よりも、むしろ地産地消に向いた植物だということなんです。

仏花の定番である、キク、アスター、ケイトウ。

うまく育てるコツといっても、花それぞれに病害虫や苦手な環境が違います。

例えば、キク科のアスターやキクは、化成肥料よりも有機肥料の方が良いそうです。

ヒユ科のケイトウは、水か少なくてもどんどん増え、乾燥にも強いので育てやすいのだそうです。

 

写真① アスター (本人撮影)

 

写真①は、200穴トレイにアスターを播いた2週間後の様子です。発芽までに1週間ほどかかりますので、播いた時の水分を維持するのが要点だそうです。

またアスターは、高温加湿に弱く、乾燥を防いでやることが大切です。

写真② キク(本人撮影)

 

写真②は、細かい鹿沼土に挿したキクの押し穂を、根が出るまで半日陰を作って養生しているところです。最近では、上のアスター同様に、セルトレイで育苗することも多いようです。

写真③ 豊嶋さんの畑(本人撮影)

 

キジが遊びに来ている写真③では、手前のキクは白いマルチに、奥のケイトウは黒いマルチに定植しています。キクは夏にあまり地温を上げたくありませんが、ケイトウは強いのでお構いなし (笑)

ただ、草は生やしたくないので、ならば安くて草が生えない黒マルチの出番です。

写真④ 黒マルチに定植したケイトウ(本人撮影)

 

冬は逆に地温を上げるマルチを使えば、沿岸部で露地栽培されるキンセンカをまんのう町のような内陸部でも立派に育てられます。

黒マルチでも地温は上がりますが、冬はマルチの下に赤外線を通す、各種の透明~半透明のマルチがとても有効だそうです。


 

上記のように、透明から順に地温が上がりますが、透明と茶は、マルチの下に草が生えやすい難点があります。

写真⑤ 超極早生たまねぎのマルチ(本人撮影)

 

写真⑤は、冬に収穫する超極早生たまねぎのマルチですが、左が茶色、右が青です。黒に見えますが、日に透かすと青く見えます。

 

当日は、花づくりに便利な道具も、紹介してくださいました。(写真⑥)

写真⑥ あると便利な道具                   左から、マルチ、フラワーネット、潅水チューブ、セルトレイ

 

写真⑦ 便利な道具(本人撮影)

 

産直出荷の花屋さんである豊嶋さんは、写真⑦のような道具を使って、植え付けをされているそうです。

下のくちばしを地面に突き刺して、苗を上の口から投入し、その後ハンドルを握ってくちばしを開かせると同時に引き抜けば、リズムよく苗を植えることができます。

同様の仕組みでもっとコンパクトな道具もありますが、腰痛持ちの豊嶋さんは長い筒の道具を使っているそうです。

潅水チューブに関しては、当日あまり時間を割くことができなかったので、前回のブログ版で予告した畑の水の話と併せて、次回のブログ版で解説してくださいます。

ブログ版も連載は続いていきますので、そちらの方でもお楽しみください。

 

最後に、豊嶋さんからのメッセージです。

お花と野菜の共存する多様性の豊かな畑は何かといいことがあります。今回は夏の3種類 + おまけの冬の2種類しか紹介ができませんでしたが、ぜひいろんなお花にチャレンジしてみてください。

 

初心者からベテランまで、園芸を楽しむ多くの方々にとって、とても楽しくて勉強になる講座となりました。

 

豊嶋さんの柔らかく親しみやすい語り口に、受講者の皆さんも吸い寄せられるように耳を傾けていました。

講師を囲んで質問攻め! といった場面も (^_-)-☆

豊嶋さん、ありがとうございました。

次回の農業講座は、8月に秋冬野菜をテーマに開催予定です。お楽しみに ☺

 

豊嶋さんおすすめの、町立図書館にある花づくりに役立つ本と、参考になるウェブサイトも併せてご紹介します。

 

参考文献:

『農家が教える切り花40種』 農文協 編 (627ノ)

『多年生雑草対策ハンドブック』 伊藤操子 著 (6156イ)

 

参考になるウェブサイト

◆全国農村教育協会 病害虫・雑草の情報基地 https://www.boujo.net/

◆タキイ種苗|調べる[花]病害情報 https://www.takii.co.jp/flower/bugs/

◆サカタのタネ 失敗しない栽培レッスン(花)

https://sakata-tsushin.com/oyakudachi/lesson/flower/

 

講師の豊嶋さんに教えてほしい農業に関する質問は、メールでも受け付けておりますので、下記までお送りください。

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歴史散歩、再開です!!

春爛漫!!

桜の見頃が過ぎれば、新緑の季節。この時季が一年で一番好きだという方も多いのではないでしょうか。

ブログ担当のワタクシも、柔らかな日差しに包まれる今の季節が一番好きです♡

さてさて、郷土史愛好家の皆さま、並びに、講師の片岡さんのファンの方々、お待たせいたしました。

来たる 5月9日㈰、昨年来ブログ版として連載を続けております「郷土史講座」が、 実に一年半ぶりに、対面での講座として復活いたします!!!!!

 

 

今回は、仲南地域の山城跡を散策するバスツアーです。

バスで新目城跡まで行き、山城跡を見学しながら散策するコースです。

新緑の中、歴史ロマンを楽しんでみませんか?

 

定員は10名で、どなたでもご参加いただけます。

参加費100円は、バスツアーの保険費用となります。

午前 9:00に、仲南支所駐車場出発します。

筆記用具やタオル、飲み物などは、各自ご用意ください。

 

お申し込み、お問い合わせは、町立図書館カウンターまたは、お電話で承ります。

 

まだまだ新型コロナウイルスの感染が続いておりますが、バスの乗車人数を半分以下にし、十分な換気と手指消毒など、感染防止対策を徹底したうえでの開催となります。

ご参加お待ちしています。

 

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春です、哲学ってみませんか?

いつもより少し早めに訪れた春とともに花を開いた桜が、もう風に舞ってしまいましたね。

その美しさだけでなく、見頃が短い儚さにも人々は魅了されるのでしょうね。

4月に入り、新学期や新年度で何かと忙しい時期だと思いますが、

始まりの季節に、ちょっと新しいことを楽しんでみませんか?

 

町立図書館では、4月19日㈪ に、「学生のための哲学対話入門編」を開催いたします。

「哲学」って? 「対話」って?

なんだか難しいイメージがあるかもしれませんが、哲学に関する特別な知識は必要ありません。

対話を通して、気軽に哲学を体感できる楽しい講座となっています。

進行役は、学びと対話の時間づくりの活動をされている「てつがく屋」の杉原あやのさんです。

 

会議室で、午後 1:00 ~ 2:30  に開催いたします。

定員は15名で、参加費は無料です。

申し込みが4名に満たない場合は、中止といたしますのでご了承ください。

 

みんなで、哲学ってみましょう!!

ご参加お待ちしています。

 

 

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