子ども司書体験講座 小学生の部

夏休みのお楽しみといえば、海にプールに花火にそれからそれから…
子どもたちには楽しい予定がいっぱい。

図書館でも夏休み期間中はいろんなイベントを開催!

そのひとつが「子ども司書体験講座」です。

 

7月28日と8月4日に、子ども司書体験講座を開催しました。
今年の講座では、午前の部を小学生、午後の部を中学生と分けて行いました。

ここでは午前の部に参加してくれた小学生の様子をお伝えしていきます!

 

 

まずは開館前の準備からスタートです。
新聞を読みやすいように整えて新聞ばさみに挟み込んだり、館内の検索用のパソコンやタブレット(OPAC)をすぐ使えるように準備したりと、みなさんに気持ちよく図書館を使っていただけるように準備をしていきます。

 

開館準備が終わると、いよいよ図書館は開館します。

朝から大勢のみなさんが来館されます。まずは大きな声であいさつをしましょう😃

続いては、本の返却作業を体験してもらいましたよ。

返却漏れがないように、一冊ずつ丁寧に返却していきます。
さらに汚れや破れ、間に挟まっているものはないかなど、細かくチェックを行います。
すべてのチェックが終わったら、次に借りてくれる人を待つために、書棚へ戻します。

 

次は図書館や司書のことについて学びます。

「図書館」には、いろいろなお仕事があります。
カウンターの事だけじゃなく、見えないところでもたくさん仕事をしています。
見える仕事も見えない仕事も、図書館にとってはひとつひとつが大切な仕事だということをお話ししました。

そのほか、本のラベルの見かたについてもお勉強をしました。

 

次は、いよいよ司書体験!

司書にとって大事な仕事のひとつに、レファレンスがあります。

利用者さんからの本の相談や、調べ物をサポートをする仕事です。図書館では日々、本や情報に関するお問い合わせをいただきます。

それらの解決のお手伝いが、レファレンスです。

 

子ども司書さんにも、レファレンスを体験してもらいました。

 

どんな人が、どんなことを知りたくて、どんな本を探しているのかな?
みんなで協力して、中身をしっかり確認して、ぴったりの本をおすすめしてくれました📚

 

最後はコーティング体験。図書館の本は汚れや痛みを防ぐために本にコーティングをしています。今回はしおりにコーティングしてもらいました。
みんな上手にコーティングが出来ました✨

これで子ども司書体験講座のプログラムは終了です。
参加してくれたみんなに修了証書をお渡ししました。

 

図書館や司書のお仕事体験をして、ますます図書館を使ってもらえることが、何よりの喜びです。

子ども司書のみなさん、図書館の事をぜひみんなに教えてあげてくださいね。

そしてこれからも、たくさん図書館にきてくださいね。
図書館で待っていますよ~😊

 

午後から行われた 子ども司書体験講座の中学生の部 の様子は、こちらからご覧いただけますよ。
ぜひご覧くださいね♪

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カブトムシ・クワガタムシを作ろう! 竹細工工作会

8月3日、まんのう町竹細工同好会の方々を講師におむかえして「カブトムシ・クワガタを作ろう」の工作会を行いました。

夏休みの工作ってどんなものを作ろうかと悩んだ方もいるのではないでしょうか?
クラスメイトと違った工作にしたい!という方にぴったりな工作会ですよ~
なんたって竹で昆虫が作れちゃうなんて…粋でしょ✨

今年の夏休み工作会は夏の昆虫にちなんで「カブトムシ」と「クワガタ」に決定✨
毎年、竹細工の工作会はみんな大好きなイベントです!

今年も、小さいお子さまから大人の方まで参加していただき、付き添いの親御さんも参加してくださったので、時間を3部制にして工作会を行いました。

 

まんのう竹細工同好会の方々も竹に精通した方ばかりで誰にでもわかるように丁寧なアドバイスとお手本を見せながら手伝ってくれます。

参加者の方は集中してじっくり昆虫作りに夢中👀✨
付き添いの親御さんたちも「こうしたらどう?ここはこうじゃない?」と一緒に楽しんでくださっていました。

 

それぞれの昆虫に足をつけてニッパーでバランスを見ながら足を調整していく作業が一番難しいところ!

うまく調整しないと昆虫がしっかりと立ってくれません💦

何回も何回も調整してもうまくできない方も安心してください!
ここは竹細工同好会のプロにおまかせあれ✌

プロならではの技術と経験で少し調整すればほ~らね!

心配ないよ~😊

魔法のハンドですぐに直してくれました!

 

うまくバランスがとれたら最後の仕上げです。

接着剤で足と胴の部分をくっつけ、乾いたら完成!みなさんとても上手な仕上がり✨

「楽しかった!見て!これ私がつくったの!」とつぎつぎみせてくれる参加者の方もたくさんいて、にこにこしながら満足してくれた様子でした。

竹細工同好会の方々と、一緒に見守っていただいた親御さんのおかげで小さなお子さんまでほ~ら。こんなに上手にできたでしょ❤

 

今回も参加者に皆さまが楽しんでいただいた様子をみせていただき図書館も大変うれしく思っています。

参加者の皆さま、まんのう町竹細工同好会の皆さま本当にありがとうございました。

 

【担当者Mのひとりごと♬】

毎年大人気の竹細工。

今年は参加者20名だということもあって、当然小さなお子さんは付き添いが必要ですよね。

「ちょっとまって!参加者の方が部屋に入りきれないかもしれない」と気づき、3部制に変更💦

「作成に時間がかかったら?ひょっとしたら付き添いの方以外に参加してくださるのはうれしいことなんだけれど作業スペースがあるかしら?」などと担当者Mは色々な心配をしていました。

当日、竹細工同好会の方々の丁寧なアドバイスやフォローのおかげで、とてもスムーズに工作会ができホッとしました💦

工作の作業が終わり、帰り際に参加者の方々の満足していただいた笑顔や「楽しかった!」というお声をいただき、そんな心配など忘れていた担当者Mがそこにいました😊✌

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郷土史講座「綾子踊~ユネスコ無形文化遺産~」

7月27日(土)、今年度2回目となる郷土史講座が開催されました。

テーマは「綾子踊~ユネスコ無形文化遺産~」!

綾子踊がユネスコ無形文化遺産に登録されてから、初めての開催の年にぴったりのテーマですね✨

前回に引き続き、まんのう町文化財保護協会副会長・四国学院大学講師・佐文綾子踊保存会事務局の池内敏樹さんが講師をしてくださいました。

 

綾子踊がユネスコ無形文化遺産に登録されたと言いますが、実は、ユネスコの登録証には「綾子踊」とは書かれていません。

書かれているのは「風流踊」だそう。

……どういうこと?

「風流踊」とは「人々の願いや祈りが込められた宗教的な踊り」のこと。

そう、登録されたのは全国41の「風流踊」。

綾子踊は、この「風流踊」に含まれる民俗芸能なんです!

日本全国に、綾子踊の仲間があるんですね✨

 

ところで、風流って何なんでしょう??

 

風流(ふうりゅう)は

「・上品な趣があること

・先人の遺したよい流儀」

 

風流(ふりゅう)は

「・人に見せるための作り物」

を指すそうです。

 

綾子踊は「ふりゅう」踊で

「・華やかな、人目を惹く、という「風流」の精神を体現

・衣裳や持ちものに趣向をこらして、

・歌や笛、太鼓、鉦などに合わせて踊る民俗芸能。」

ということになるんですね。

 

 

綾子踊は一度途絶えていましたが、幕末に丸亀藩が編纂した『西讃府誌』と、地元の華道家 尾﨑清甫氏が残した文書を根本史料に復活することができたそうです😲

昔は干ばつの時だけ踊られていましたが、それでは伝えていくことが困難ということで、現在の2年に1度の開催になったそう。

 

 

そんな雨乞風流踊りである綾子踊の歌詞、実は、雨乞いとは無関係。

歌われているのはなんと恋の歌💑

綾子踊には『閑吟集』に類似の歌詞が見られ、500年前の流行歌が形を変えて受け継がれているそうです。

 

ユネスコ無形文化遺産の考え方では「継承するための変化も文化」。

500年前の流行歌で踊られた盆踊りが、雨乞成就のお礼踊りになり、それが雨乞風流踊りとなり、現代では雨乞の要素が薄れて風流踊りとなる。そんな移り変わりこそが、民俗芸能なんです。

綾子踊を踊り伝えた昔の人々や、未来に残そうと記録を残した尾﨑清甫氏、そして今、綾子踊に関わる人たち…たくさんの人の後世に伝えようという情熱があって、綾子踊を見ることができるんですね。

 

講座の最後は質問タイム! たくさんの質問が飛び交いました。

熱心に風流踊を研究されている方もおられ、参加者様からの新情報も出てきてびっくり😲

気になる「子どもたちに綾子踊をどう説明すればよいのか?」という質問も。なかなか難しいところもあるのですが、参加者様も交えての熱い語り合いとなりました。

今回は満員御礼! 幅広い年齢層の方々が参加してくださり、綾子踊への関心の高さがうかがえる講座でした。

私も、実際に綾子踊を見てみたーい!

 

 

今年の綾子踊は9月1日(日)!

まんのう町立図書館では、開催までの期間、綾子踊の展示も行っていますよ😃

綾子踊や風流踊の参考図書や、DVDを展示しているので、予習して綾子踊本番をめいっぱい楽しんじゃいましょう♪

 

 

最後になりましたが、次回の郷土史講座は10月14日(月・祝)になります。

講師は引き続き池内敏樹さんが担当してくださいます。

テーマは「満濃池」!

龍神伝説のお話も聞けちゃうかも🐉

今からとても楽しみです😊

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第24回ブログ版農業講座「こどもおこめサミット ーみんなでおこめについて考える会ー」

今年の夏も暑くて大変です。
早明浦ダムの貯水率が下がり、間もなく取水制限が始まりそうです。
田んぼや畑の管理はもちろん、体調管理も一大事です。
日中は涼しい屋内でお過ごしくださいね。

涼しいところといえば、図書館!
館内では、色々なイベントを行っています。

今年の夏休みは、小学生を対象にした農業講座を開催しました。
6人の小学生が参加してくださいました。

講師は、農業講座と言えばこの人、まんのう町在住の豊嶋和人さんです。

テーマはお米。私たちの生活には欠かせないお米のことや、お米にまつわる虫のことなど、色々おはなしを聞きました。

 

それではここからはブログ版農業講座をお届けします。

豊嶋さん、よろしくお願いします。

 

 

 

「コオイムシって言うんだよ。だいぶ減っちゃって1回しか見たことないんだけど」

「プール掃除してたらいるよ!」

「えー、いいなー。タイコウチはいる?」

「いるー!」

「えええええー、こどものとき以来見てないなー。いいないいなー」

 

と、そんな感じでおこめのことよりもおこめの周りの生き物の話題を中心に
農業講座「なつやすみこどもおこめサミット」を開催しました。

話題のジャンボタニシやカメムシ、それらを食べてくれる生き物や水の中を
気持ちよさそうに泳いでいる昆虫たち、昔の人たちがとても苦労した害虫だったけど今はいなくなった虫、これから水田にやってきてほしい生き物などなど。

 

勾配が急で水不足気味の丸亀平野の水田はなかなか生き物にとってはシビアな環境ですけれども、そんななかで工夫して生き物の種類を増やすことでも、ジャンボタニシの被害を抑えることができるかもしれません。

 

この夏くらいから、おこめを作らなくなった田んぼもちゃんと水がためられるかを確認するためにイネを植えずに水だけ張っている田んぼがチラホラあります。うちも1枚そういう田んぼがあるのですが、おこめの田んぼに水をためないこの時期、ハイイロゲンゴロウやミズスマシ、コマツモムシなどが飛んできてたいへん水の中がにぎやかです。ながめているととても楽しいですからみなさんも熱中症には気をつけてぜひ観察してみてください。

 

それにしてもみんな虫のことよく知ってるなー。

 

 

*参考図書*

 

『農業の発見発明物語[米の物語](1)』 小泉光久/著 堀江篤史/絵 大月書店

『イネ[米ができるまで]』 飯村茂樹/著 白岩等/監修 あかね書房

『イネとともに[水田農家佐藤次幸]』倉持正実/写真 農文協/編 農山漁村文化協会

『お米をつくろう!バケツで育てる田んぼで育てる』 山口誠之/監修 岩崎書店

『田んぼの生き物図鑑』  内山りゅう/写真・文 山と渓谷社

『地味にスゴい!農業をささえる生きもの図鑑[田んぼや畑で大活躍!]』
谷本雄治/著 イシダコウ/マンガ・イラスト 小峰書店

『外来生物ずかん』 ネイチャー&サイエンス/編著

ひらのあすみ/イラスト 五箇公一/監修 ほるぷ出版

『田んぼの生き物わくわく探検![さがそう、あぜ道、草むら、水の中]』
飯村茂樹/写真 岡崎務/文 大澤啓志/監修 PHP研究所

『セミ・カメムシのなかま』 海野和男/写真・文 新日本出版社

『子育てがんばる、カメムシのおかあさん[ベニツチカメムシとボロボロノキ]』
新開孝/写真と文 小学館

『わたしたちのカメムシずかん[やっかいものが宝ものになった話]』
鈴木海花/文 はたこうしろう/絵 福音館書店 486ス

『タニシ』 増田修/文・写真 農山漁村文化協会 484マ

『たんぼのおばけタニシ』 大木淳一/しゃしんとぶん そうえん社 613オ

 

 

豊嶋さん、ありがとうございました。

 

当日は豊嶋さんが育てたバケツ稲や、田んぼでつかまえた虫を持ってきてくださいました。

こわごわ遠くから眺める子もいましたが、興味津々でじーっと虫に見入っている子もいました。

また、出穂前の稲穂の赤ちゃんを豊嶋さんが切り開いて見せてくれると、指で触って柔らかさを確かめたり、うっすらと水を蓄えた稲穂のみずみずしさにみんな驚いたりと、初めての体験をとても楽しんでいました。

 

今回の講座でご紹介いただいた本は、館内の農業コーナーに展示しております。

貸出も行っておりますので、ぜひご覧くださいね。

 

 

 

それでは次回のお知らせですが、

その前に……

みなさん、「ルーラル電子図書館」をご存じですか?

病害虫や雑草、登録農薬など農業に関する情報を調べられる日本最大のデータベースで、全国の郷土料理や、子どもの調べ学習に最適なページなど、くらしにも役立つ情報を検索・閲覧できるサイトです。
まんのう町立図書館では今年度より、「ルーラル電子図書館」をご利用いただけるようになりました。

そこで、「ルーラル電子図書館体験会」を開催いたします!!

ルーラル電子図書館を使って、調べ方や知りたい情報の見つけ方を体験してみませんか?どなたでもお気軽にご参加ください。

9月5日(木) 10:00から11:30まで、吉野公民館に出張して体験会を行います。
ご予約・お問い合わせは図書館カウンター、もしくはお電話で承ります。

 

さらに、10月には今年度3回目の農業講座も行いますよ!

10月21日(月) 10:30~12:00まで

テーマは「あなたの疑問にお答えします~まんのうの気候・土質を知って情報を活かそう~」の予定です。

詳しいご案内は、館内掲示や告知放送、図書館ホームページ・Facebookにて行いますので、ぜひご覧くださいね。

 

皆様のお越しをお待ちしております。

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🌞7月&8月のおはなし会👻

夏休みが始まり梅雨が明け、本格的な夏が到来!
今年も溶けてしまいそうな暑い毎日が続いていますね。

夏の太陽に負けないほど、アツくて楽しいおはなし会が今月も行われました!

それでは今月のおはなし会の様子を紹介していきます!

 

7月5日(金)10:30~ あかちゃんのためのおはなし会

 

おはなし会当日は梅雨の中休みを感じさせる程、朝から天気の良い1日でした☀

ムシムシと体調を崩しやすいこの季節…今回は「元気にすごそう!」をテーマに

おはなしを読みました。

 

最初のおはなしは

コンコン、パカッ。シャカシャカ。何の音かな?

朝ごはんの定番、ふわふわ黄色い食べものわかるかな?

 

お次は、あつ~い夏にもツルっと食べられちゃう

白くて細くて冷たい…そう!あの食べもののわらべ歌でふれあい遊びをしましたよ。

 

最後のおはなしは

色とりどりのたくさんのまるたちが、ころころところがっていきます。

あざやかな色の世界ところころと愉快なリズムを楽しみました🥰

ハイハイをしておはなしの部屋を探検したり、時にはチラリとこちらに顔を向けてくれたり。終始ニコニコ顔でちょこんと上手にお座りをして、おはなしを楽しんでくれました。

 

 

 

7月13日(土)14:00~  さぬき語りの会さんのおはなし会

 

今月は「夏をすずしく」をテーマにおはなしを読んでくれましたよ。

 

最初は、暑~い夏の日にピッタリなおはなし。

お料理を作ることが大好きなコッコおばさん。だけど、暑くてなにもする気がおきません💦

涼しくなるお手伝いに現れたのは、ブルっと身ぶるいする…

おはなしを聞いた後はひんやり涼しくなったかも?

 

ストーリーテリングでは、少し怖いおばけのおはなし

次々に出てくるおばけはだんだんと大きくなり…最後は😱!!

物語にしっかりと入り込み、少し怖くなってお母さんに

寄り添っている子もいました。

 

最後は、パネルシアターで○×クイズ

パネルの人形をめくって食べれるものなら〇、食べられないものなら×

大きく〇×を手で示して、みんなで楽しく参加をしました。

 

初対面の子どもたちがおはなしを通して、物語の世界をみんなで共有している様子が伝わってくるような、そんな楽しいおはなし会でした😊

 

 

 

7月21日(日)10:30~  すまいりぃさんのおはなし会

 

夏休みが始まって最初の週末ということで、たくさんのご家族が参加してくださいました。

今日はどんなおはなしかな?と始まる前からわくわくして待っていてくれたお友達もいましたよ。

今月は「夏休みへの想い」をテーマに、様々な絵本を読んでくださいました。

 

最初のおはなしは紙芝居から。
みんながよく知っている、うさぎ🐰とかめ🐢のおはなしです。
静かに見守るようにおはなしを聞き入っていました。

 

続いては手遊び。ごしごしからだを洗いましょう。
おうちのひとにいろんなところを洗ってもらうと、子どもたちは大喜び!
逃げ回ったり、もっと洗って!とおねだりしたり、とっても楽しそうでした。

 

大型絵本を楽しんだ後は、ちょっと怖そうな絵本が出てきました。
思わずお母さんの背中に隠れてしまったお友達もいましたが、本当は面白くて楽しい絵本なのでした☺

最後に読んでいただいたのは、みんなも大好きな「ぎゅっ」がたくさん出てくるおはなし。
一緒に聞いてくれていたおうちの人にぎゅっとしてもらって、大人も子どもも笑顔がいっぱいになりました。

たくさん声を出して笑ったり、うれしくてちょっと照れたり、とても楽しい時間を共有できたすてきなおはなし会でした。

 

今月のおはなし会で読んだ本(所蔵分)はこちらです。

来月のおはなし会のテーマは、【ちょっと怖い】がテーマです。

(「夜のおばけ図書館おはなし会」定員になりましたので、募集は終了しております)

 

 

ひんやり涼しい図書館へ、楽しいおはなしを聞きに来ませんか?

みなさまのお越しをお待ちしております😊

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夏休みだよ おばけ図書館へ全員集合!!

あっという間に1学期が終わり、待ちに待った夏休みが始まりましたね!
今年の夏休みは久しぶりに旅行、というご家族も多いのではないでしょうか?

まだ予定は決まっていないよ、どうしようかな…とお悩みなら、おばけと一緒に図書館で過ごすのはいかがでしょうか。

 

今年も夏休みらしい、とっても楽しい展示やイベントを行っていますよ。
それでは少しずつ紹介していきます!!

 

 

今年の夏休みのテーマは「おばけ図書館」。
入口のすぐ横とセンター展示は、おばけや妖怪に乗っ取られてしまいました…👻

日本のおばけに世界のおばけ、そして、妖怪や怪物など、ちょっとこわくて、ちょっとかわいい(?)本や絵本をずらりと展示しています。
あなたはどんなおばけに出会うかな?

 

夏休み期間中はミニ特設コーナーでもおばけに関連した展示をしています。

「地獄」「超常現象」「見て怖い…」「怖いはなし」。
子どもも楽しめる絵本から、思わず背筋が凍るほどのとっても怖い本まで、色々揃えましした。
この夏、本から涼を体感してみませんか?

 

続いては「おばけ図書館」にちなんだイベントをご紹介します。

まずは「ぼくのわたしの最恐おばけ図鑑」。
みなさんが想像する一番怖いと思うおばけをかいてください!
おばけ図鑑専用用紙にイラストやおばけの名前、特徴などを書き込んで、世界でたったひとつの最恐おばけ図鑑を作りましょう!

 

「おばけ図書館スタンプラリー」では、4つのミッションをクリアしてスタンプをもらうとある仕掛けが…
この続きは実際に参加してみてね!

 

毎年恒例の「かりまいちゃんぬりえ」。楽しみにしてくれているお友達も多いのでは?
ろくろっ首になったかりまいちゃんに色ぬりして、図書館を飾っちゃおう!

 

ここからは、これから行われるイベントについてお知らせします。

 

8月3日(土)19:00~20:00、夜のおばけ図書館おはなし会を行います。
怖いおはなしの読み聞かせや、夜の図書館を探検します。
こちらのイベントは予約が必要です。
なお、9歳以下は保護者の同伴をお願いします。
お問い合わせ・お申し込みは図書館カウンタ―、電話で受付中です。

 

そしていつものおはなし会も、ちょっと怖いおはなしを楽しみますよ。

8月10日(土)14:00から、さぬき語りの会さんのおはなし会
8月18日(日)10:30から、すまいりぃさんのおはなし会
8月24日(土)10:30から、本と生きよう!読書運動さんのおはなし会

こちらは予約不要です。
ぜひご参加ください。

 

 

図書館では他にも夏休みの展示が目白押しです。

 

楽しい夏休み、宿題さえなければもっと楽しいのに…と憂鬱な子どもたち(と大人のみなさん)を助けてくれる頼もしい味方!!
今年も夏休みの宿題に関するコーナーを設けていますよ。
作文・工作・自由研究など、きっとお役に立ちます。

課題図書コーナーもありますよ。今年の課題図書は続々と貸出が続いています。
過去の課題図書も設置していますので、本選びの参考になさってください。

 

今年は夏休みに竹細工工作会を行います!
今回は「カブトムシ」「クワガタ」を作ります。
誰でも簡単に作れちゃう、楽しい工作です。
こちらは予約が必要です。

 

このほか、夏休みの宿題や自由研究にぴったりな講座もあります。
農業講座「こどもおこめサミット」は小学生が対象、
郷土史講座「綾子踊」は大人から子どもまで、どなたでも参加いただけます。

 

夏休み恒例の「子ども司書体験講座」。今年は小学生版と中学生版をご用意しました。
図書館のお仕事ってどんなのかな?
図書館で一緒に司書の仕事を体験してみましょう!

いずれも予約が必要です。
お問い合わせ・お申し込みは図書館カウンタ―、電話で受付中です。

 

 

今年の夏も猛暑日が続きそうです。
ご来館の際は熱中症にお気を付けくださいね。

図書館の中では、水筒やペットボトル飲料など、完全に蓋が閉まる飲み物を持参して水分補給をしていただけます。

館内にはウォータークーラーもありますので、ぜひご利用ください。

 

みなさまのお越しをお待ちしております……👻

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図書館見学へようこそ!

今年の梅雨は雨がよく降りましたね☔

植物にとっては恵みの雨、カエルも大喜びで合唱を繰り返していました。

かと思えば梅雨とは思えないくらいの晴天が続いた日もあり、まんのう町のひまわりたちはいっせいに背を伸ばし、大きな花を咲かせていました🌻

 

そんな梅雨の晴れ間の7月5日、まんのう町立琴南小学校の2年生が図書館見学に来てくれました。

 

図書館へ初めてきたお友達も、何度も来てくれているお友達も、みんなで一緒に図書館を探検!

 

まずは図書館についてのお勉強からスタート。
図書館のカードは、生まれてすぐから生きている間じゅう、いつでもカードを作れます。
知らない間にカードを持っていた、というお友達は、きっと小さい頃にカードを作ってもらっていたんですね。

図書館には何冊本があるの?
何人でお仕事しているの?
かいけつゾロリは、おばけのあっちのシリーズは、何冊あるの?

…など、たくさんの質問を考えてきてくれました。

 

図書館ではどんなお仕事をしていますか?

という質問では、たくさんお仕事があってこたえきれない!ということで、先生に図書館のお仕事について書かれた本を借りて帰ってもらって、学校で調べてもらうことにしました。

 

お勉強の次は図書館の中を歩いてみよう!

どこにつながっているのかな…?                         駐車場に面した壁から図書館の中につながっている、本の返却ポスト。
本を傷めないよう、いろんな工夫がされていましたね。

 

本の貸出体験も行いました。

まずは本選びから。
たくさんある本の中から選ぶのは大変だけど、みんなとっても楽しそう😊

自動貸出機を使って、ひとりずつ貸出を行いました。
うまくできるかドキドキ…
貸出が出来たら、読書通帳に印刷をしましょう。
自分だけの読書通帳を、とっても大事そうに見ているお友達もいました😊✨

 

最後に、大きな絵本を使って、読み聞かせを行いました。
みんな真剣に、集中しておはなしを聞いてくれていました。

 

あっという間の短い時間でしたが、図書館の事をたくさん知ってもらえたかな?
これからも、読書通帳がいっぱいになるくらい、たくさん本を借りに来てくださいね!

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大人のためのおはなし会を行いました📚

先日、今年度2回目の「大人のためのおはなし会」が行われました。

 

大人の方に向けて、ゆっくりとおはなしの世界を楽しんでもらいたいと、色々な絵本を紹介しています。

 

今回はどんなおはなしが登場したのでしょうか?
それでは様子をお伝えします!

 

 

7/6(土)、大人のためのおはなし会を実施しました。

 

今回は、もうすぐ開催されるパリオリンピックにちなんで世界のおはなしを紹介。

 

最初はストーリーテリング「アナンシと五」。

やっぱりオリンピックといえば、陸上100mでしょう。

今回も優勝候補がジャマイカの選手ということで、ジャマイカの民話の語りを行いました。

なんともいえないあっけない最後に、参加してくださった方たちも驚かれていました。

 

続いては、絵本の読み聞かせ。

『おどりトラ』を読みました。踊らずにはいられないトラの面白さを美しい絵で描いた絵本。みなさん楽しんでおられました。

本当に美しい絵なので、読み終わったあと、近くで見たいと、絵本を手に取ってご覧になっていました。

最後は、フランスの絵本作家さんの『そらいろ男爵』を紹介。

オリンピックが平和の祭典ということで、平和への願いがこめられた一冊を読みました。

昨今の世界情勢から、本当にこの絵本のようになればいいのにね という感想がありました。

 

2024年度の「大人のためのおはなし会」は

奇数月 第一土曜日10:30から

開催します。

 

次回は9/7(土)です。どうぞお楽しみに!

プログラム

  • 「アナンシと五  ジャマイカ島の民話」

『子どもに聞かせる世界の民話』より

実業之日本社

 

  • 『おどりトラ 韓国・朝鮮の昔話』

金森襄作/再話 チョン スクヒャン/画

福音館書店

 

  • 『そらいろ男爵』

ジル・ボム/文 ティエリー・デデュー/絵 中島さおり/訳

主婦の友社

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7月の展示

梅雨真っ只中!

蒸し暑いですね🥵

楽しいものからお役立ちのものまで、今月もいろんな本を展示していますので、涼しい図書館でゆったり読書はいかがでしょうか?

 

 

7月の特設コーナーは「身近なトラブル」

 

予期せぬタイミングで襲ってくるトラブルの数々!

パニックになってしまいますよね。

このコーナーでは、遭遇しやすい身近なトラブルに関する本を集めています。

知識があれば、いざという時きっと役に立ちますよ!

 

 

センターには「課題図書」

夏休みも目前!

読書感想文、どうするか決まっていますか?

今年度と過去3年分の課題図書を集めましたので、この中から選ぶのもいいかも😊👍

 

 

ミニ特設コーナーは「プチ旅」「描こう!読もう!漫画」「かわいいワニ」「ショッピング」

体が暑さにまだ慣れていないこの時期は、

ちょっぴり旅を楽しんだり、涼しい場所でショッピングや水辺にいるワニを眺めて(?)涼んでみるのはいかがでしょうか😃

ミニ特Bには、ちょっと変わった読書感想文「マンガ感想文コンクール」のパンフレットを展示しています。なんと絵で表現してもいいそうです! ぜひ挑戦してみてください!

 

 

梅雨はまだ明けませんが、もうすぐ七夕です🎋

晴れ渡る綺麗な星空を見たいですね🌟

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郷土史講座「借耕牛~阿讃を結ぶ峠を越えて~」

6月15日(土)に、郷土史講座「借耕牛~阿讃を結ぶ峠を越えて~」を開催しました!

講師は、まんのう町文化財保護協会副会長・四国学院大学講師・佐文綾子踊保存会事務局の池内敏樹さん。ご自身のブログ「瀬戸の島から」で、郷土の歴史に関する膨大な知識を公開してくださっています😲

 

まんのう町琴南地区の落合橋の欄干のレリーフにもある「借耕牛」は、江戸時代中期から昭和三十年頃まで続き、放牧に適した徳島県と草資源の乏しい香川県との間ので貸し借りされた耕牛のこと。

 

峠を越える人と牛や、競りの様子は俳句にも歌われ、そこから当時の光景を読み取ることができました。

写真や借用証も残されていて、気になる取り引きのシステムについてもお話ししていただけました。

書類に書かれた昔のお金の価値やお米の量も、現代に換算してくださって分かりやすかったです!

 

借耕牛はどの峠を越えてやってきたのでしょう?

この写真の地図には、阿波から讃岐に抜ける峠の、牛馬の通行の可否が記されています。

 

『西讃府志』の牛の飼育頭数の統計から、当時の産物の変化をうかがい知るともできました。数字って奥が深いですね。

 

また、江戸時代には、他藩への米の輸出が禁じられていたことから、借耕牛は実際は明治からではないか?と池内さん。

江戸時代に高松藩と徳島藩の間に結ばれた協定も教えてくださり、時代背景を根拠にした解説にわくわく。

 

いろんな史料や統計から、借耕牛とそれに関わった人々の様子が再構築されていく様は、本当に鮮やか!

 

でも、借耕牛には資料から読み取れるものばかりではなく、暗い側面もあるそう……。

一軒の賃料で複数軒に回し使いされた牛は、帰りの峠を越えられず亡くなってしまうこともあったそうで、その悲鳴が耳について離れないという証言もあるくらい過酷なものだったようです。

今も、各地に「牛の墓」が残されているとのことで、この話にはとても心が痛みました。

 

 

最後に、池内さんが借耕牛のおすすめ図書を紹介してくださいました📖

『あわ/さぬき 借耕牛探訪記』冨田紀久子 著 美巧社

借耕牛の時代を生きた人々の貴重な証言を読むことができるこちらの本。

図書館で借りることができます!

ぜひ手に取ってみてください。

 

 

また、借耕牛が映画になっているそうです!!😲

四国各地でロケが行われた「黒の牛」。

一般上映はまだ行われていませんが、ぜひ観たいですね!

 

 

今回は、史料から根拠を示しながら、貴重なお話をうかがうことができ、参加者の皆様からも大好評をいただけました。

池内さん、本当にありがとうございました。

 

 

さて、次回の郷土史講座は「綾子踊~ユネスコ無形文化遺産~」

7月27日(土)10:30~12:00の開催です♪

定員20名、予約制となっております。

引き続き、池内さんが講師を担当してくださいますよ!

ご予約は、図書館カウンター、もしくはお電話で受け付けております。

小学生、中学生の方のご参加も大歓迎! ぜひお越しください🌟

 

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