9月は21日の「世界アルツハイマーデー」に併せ、介護と福祉に関する講座を2つ開催しました。
9月20日(金)のまんのう町地域包括支援センター、認知症キャラバンメイト様による「認知症サポーター養成講座 in 図書館~ユマニチュードで広がる優しさケア~」、
9月28日(土)の社会福祉法人正友会様による講演会「福祉講座 地域と支える認知症介護」です。
9月20日の認知症講座についてはこちらからご覧いただけます。
今回は、9月28日(土)に開催した講演会についてご報告します✨
社会福祉法人正友会様の協力のもと「地域と考える認知症介護」をテーマに、実際介護のお仕事をされている専門の方を講師にお迎えし、どのように地域と連携をとればいいのかなどの手段、方法や、介護する側と介護される側の心情、工夫などくわしくお話をしていただきました🥰
まず最初は、やすらぎ荘施設長の盛さんによる講座です。
「ひとりで悩まないで一緒に考えてみませんか」をテーマとしてご自身の体験に基づいた講座内容で、とても心地よいやさしい口調でお話してくださいました。
盛さんのご家族は、県外にご両親と近くにご兄弟の方がお住まいなので、SNSを通してご両親の近況をやりとりしていらっしゃるそうです。
認知症といってもいくつか種類があり、アルツハイマー認知症の初期症状はもの忘れから始まり、時間や場所、人物を認識し理解することが困難な見当識障害がおこってきます。また、血管性認知症の場合は、同じく初期症状は物忘れですが、感情がコントロールできないので怒りっぽくなったり感情がころころと変わったりすることが特徴です。
認知症サポートと聞いたら、主に、病院への通院や薬の管理、生活環境を整えたり、介護サ―ビスを利用したりなど、ご家族のサポートが思い浮かぶと思います。
でも、ある日家族が突然サポートが出来なくなったら?
急なことで介護サービスに連絡できなかったら?
実は、頼れるのは、ご近所の方のサポートです。
ご近所の方に、家族が認知症だということを隠さず伝えることが、ご近所の方はもちろんのこといろいろな方の目で認知症の方を見守ってもらえる第一歩なのです✨
お次は丸畑さん、盛さん、香川さん、参加者のみなさんと輪になってのディスカッションです。
参加者のどの方も、認知症に興味のある方たちばかりでしたのでいろいろな意見や、個人の考えもたくさん聞けてとても有意義な時間を過ごせました。
参加者の中に、多趣味でアクティブな方がいらっしゃいました。
その方がモットーとしていることは「頑張りすぎない!笑顔をたやさない!ポジティブな思考を持つ!」ことだそうです✨
どんなことにおいてもこの3つは大事なことだと思います🥰
笑顔をたやさない人はとても素敵ですよね💓
来年度も認知症講座を開催予定です。
次回も、参加者のみなさまと一緒に考える時間を設けられたら思っています。
スタッフ一同 みなさまのご参加お待ちしています👋✨