認知症サポーター養成講座を行いました

9月21日は何の日でしょう?

「世界アルツハイマーデー」です。

ちょうどこの日に、まんのう町地域包括支援センター主催の認知症サポーター養成講座を開催することができました!

このロバのマークは…?
このマークは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の方やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」のマークなんですよ。
かわいいマークですよね💓

認知症サポーター養成講座は、社会人や学生さんなど様々な方が受講することができます。この講座を受講修了すると、あなたも認知症サポーターになれるのです!

 

今回の講座のテーマは「もっと知ろう もっと語ろう 認知症」。
この講座に合わせて、認知症に関連する本の展示をしていたので、参加者の方も講座が始まるまで、展示本を熱心に見て下さっていました。

近年、身近な言葉となった認知症ですが、症状は人それぞれって知っていましたか?
それぞれの症状は違うので、接し方も違ってくるのです。
また、他人事ではなく誰にでも起こりうる病気で、85歳以上では4人に1人にその症状があると言われているんですよ!他人事ではないですよね?

 

今回の講座は、認知症キャラバンメイトでもあるまんのう町地域包括支援センターの齋藤さん、真鍋さんが講座をしてくださいました。
最初は、齋藤さんによる講座です。

テキストに沿って脳のはたらきや、認知症の症状など教えてくださいました。
分かりやすく説明してくださっていたので、参加者の皆さまもメモをとりながら、うんうんとうなずきながら聞き入っていました。

現場でご活躍されている認知症キャラバンメイトの正友会の中須加さん、優真会の千葉さん、圭良会の吉成さんからも、実際に認知症の方と接しているお話を伺い、その方の意思を尊重する介護の大切さがひしひしと伝わってきました。

次に真鍋さんの講座です。
認知症の方と接するときの心構え、また認知症を介護されている家族の気持ちを理解し、大切にすることを教えていただきました。

特に印象に残った言葉を紹介します。

「認知症の方は何もわからないのではありません。
誰よりも一番心配なのも、苦しいのも、悲しいのも本人なのですから…。」

講座の中で認知症の方の書かれた日記が…。
それを読んだとき、なんだか心が締め付けられると同時に、本当の心を理解することを忘れてはいけないのだと強く感じました。

 

第二部は「座談会」。
座談会では、アットホームな雰囲気で、参加者の皆さまが思い思い感じていることや、今悩んでいることなどを気兼ねなく相談されていました。

誰かに話を聞いてもらうと心が軽くなる経験ってありますよね。

この座談会で少しでも心が軽くなったり、前向きな気持ちになる方がひとりでもいらっしゃったらうれしいです。

今回、ご参加いただいた皆さま、認知症キャラバンメイトの皆さま、ありがとうございました。

まんのう町立図書館では、だれもが集える、居心地の良い図書館を目指しています。

皆さまのご来館をお待ちしております。

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