7月27日と8月6日に、子ども司書体験講座を開催しました。
今年もたくさんの子どもたちが参加してくれました。
今日はその様子をレポートします❕
まずは、開館準備。10時からの開館に合わせて、準備を行います。
新聞を読みやすいように新聞ばさみにはさんだり、自動貸出機や、本を検索するためのOPAC(パソコンやiPad)をすぐ使えるように準備したり、みなさんに持ち帰ってもらう用のチラシを用意したり。
皆さんに気持ちよく利用してもらえるように、素早く、丁寧に準備を進めていきます。
開館準備を終え、いよいよ図書館が開館します。
開館後はまず、本を返却する作業を行いました📖
まんのう町立図書館では、自動貸出機を使って、利用者さんご自身で貸し出しを行っていただいていますが、返却はスタッフがすべて手作業で行っています。
カウンターのパソコンを使って、本に貼り付けているバーコードを読み取ります。
予約の入っている本はないか、特別な展示に使っている本はないか、そして返し忘れている本はないか……ひとつずつチェックしながら返却していきます。
パソコンでの返却が終わると、汚れや破れた箇所がないか、しおりやレシートが挟まっていないか、丁寧に見ていきます👀✨
全てのチェックが終わり、ようやく本は書棚へ戻っていきます。
次は図書館の仕事について勉強です!
図書館にはいろいろな種類があること、図書館で行っている仕事のこと、図書館の本に貼っているラベルの見方のことなどを学びました。
図書館で働く人についてでは、図書館の仕事を専門的に行うための「司書」という資格があり、どんな人が図書館で働くのに向いているかをみんなで考えてもらいました。たくさんの意見が飛び出し、思わずスタッフも感心してしまいました。
司書にとって大事な仕事のひとつに、レファレンスがあります。
利用者さんからの相談や、調査のサポートをする仕事です。図書館では日々、本や情報に関するお問い合わせをいただきます。
それらの解決のお手伝いが、レファレンスです。
さあ、子ども司書さんもレファレンスに挑戦です!
「こんな人が、こんな本を探しているよ」というお題ごとに、書棚で本を探して、どんな本がいいかなと、色々見比べて、中身もしっかり確認できてましたね。
「これだ!」という本をしっかりおすすめできました。
最後は、コーティング体験で栞を作成!約2時間半、盛りだくさんの子ども司書体験でした。認定証をお渡しして、司書体験は終了です。
将来は図書館で働く司書になりたい!!という声を聞くと、とても嬉しいですが、そうでなくても、図書館の役割や図書館ができることを知って、どんどん図書館を使ってもらうことが、わたしたちスタッフの喜びです。
子ども司書のみなさん、ぜひみんなに図書館のこと、伝えてくださいね~!
これからも、図書館はみんなのことを待っていますよ♪