漸く木々も色づき始め、行楽にはいい季節となりましたね。
図書館では11月17日㈯に、読書や芸術など、学びの季節でもある秋にぴったりな、郷土史講座を開催いたしました。
香川近代史研究会の宮本義行氏を講師にお招きし、70年前に廃止となった「琴平急行電鉄」についてのお話を聞かせて頂きました。
ご年配の方の中には、懐かしく思い返される方もいらっしゃるかもしれませんが、戦前の香川県は、意外にも鉄道王国だったようですよ🚃
今回の講座のテーマである「琴平急行電鉄」は、坂出-琴平間を走行する路線で、金刀比羅参詣鉄道として活躍していたそうです。
路線には15の駅がありましたが、現在ではその姿はなく、線路跡や溝台跡がいくつか残っているだけだそうです。
歴史好きな方のみならず、鉄道愛好家の方にとっても、興味深く浪漫あふれるお話でした。
知っているようで知らない郷土の歴史は、まだまだありそうですね。
貴重なお話をしてくださった宮本義行氏に感謝致します。
定員を大幅に超える方たちにご参加頂き、ありがとうございました。