7月28日と8月4日に行われた、子ども司書体験講座中学生の部の様子をお届けします。
子ども司書体験講座小学生の部 の様子はこちらをご覧くださいね!
午後からは、中学生の司書体験です。
まんのう町立図書館で中学生の司書体験を行うのは今回が初めて。
7月28日は5人、8月4日は3人の中学生が参加してくれましたよ。
まず始めは図書館のお仕事についての勉強です。
図書館の種類や図書館が守る権利、仕事や役割、分類などについて学びました。
電子図書館で学習にも役立つ英語の本を借りる体験もしましたよ。
英語を音読してくれるのでみんなビックリした様子😲
次はレファレンスに挑戦!
レファレンスとは図書館の資料を使い利用者の方の調べ物をサポートするサービスです。
こんな人がこんなことを調べているというお題が書かれたレファレンスシートを使って実際に本棚から本を探しました。
みんなどこの棚を探したらいいんだろう?…と
ウロウロ…
探している本が見つかった時には、「あった‼」と目を輝かせていました。
カウンターにもチャレンジしました。
カウンターに入って本の返却体験をしました。
いつも外から見ているカウンターの中での体験にちょっと緊張気味な子どもたち。利用者に気持ちよく図書館を使ってもらうには、あいさつはとても大切です。最初は照れた様子の子どもたちも元気よくあいさつができていました。
中学生には本の修理も体験してもらいました。
借りている本が破れてしまった時は自分でなおさず必ず図書館の人に教えて欲しいこと、図書館で専用ののりやテープを使って修理をしていること、本を借りた人に気持ちよく読んでもらうためにていねいに修理をしていることを伝えました。
子どもたちには本をていねいに扱わないといけないことを感じとってもらえたと思います。
修理体験でもていねいにテープを貼ったり、のり付けしたページがずれないよう慎重に修理をしてくれました。
最後はティーンズの森の展示をみんなで考えて設置しました。
今回は「夏」からイメージする言葉をみんなで出し合い、7月28日のグループは「夏まつり」、8月4日のグループは「夏休み」というテーマとなりました。
「夏まつり」はかき氷、焼きそば、ゆかた、着付け、「夏休み」はキャンプ、BBQ、そうめん、山登り、水族館とみんなどんどん意見が出て、集める本もすぐに決まりました。
POPを作る人と本を集める人に分かれてみんなで協力して設置準備を進めることが出来ました。残った時間で飾りも作り、夏らしい展示が完成しました(^^♪
最後に修了式で修了証書をひとりずつお渡しして今日の司書体験は終わりました。
短い時間でしたが、図書館の仕事のことをいくつか体験して、図書館での業務を知ってもらえたのではないでしょうか。「ティーンズの森」のことにも関心をもってもらえると嬉しいです。図書館にはティーンズのみんなに読んでもらいたい本のコーナーや学習に役立つ本などのリストも作っています。どんどん図書館を活用してくださいね。
中学生が作った特設コーナーは8月31日まで「ティーンズの森」で展示しています。ぜひ、ご覧ください。