郷土史講座「増田穣三~まんのう町最初の国会議員は、電力・鉄道産業のパイオニアでもあった~」

10月18日(土)郷土史講座「増田穣三~まんのう町最初の国会議員は、電力・鉄道産業のパイオニアでもあった~」が開催されました!

まんのう町最初の国会議員、増田穣三。その知られざる側面に光を当てた講座です。
増田穣三とは、どんな人だったのでしょう? ひいては、彼の活躍した明治時代はどんな時代だったのでしょう?

最初、JR塩入駅前に立つ増田穣三の銅像の画像を見ると。。。政治家というより、風流人の趣き。
「人間は時代の子」と池内先生。どのような時代に自己形成されたかが、その人を知る上でとても重要になるとおっしゃいます。
碑文から、七箇村春日に生まれ明治維新を10歳で迎えたことが読み取れる増田穣三。この世代は、近代教育以前の、昔ながらの教育を受けた最後の世代になるのだそうです。
中讃の著名な諸学の先生に師事し、和漢の学問や教養を修めます。
そしてなんと、27歳若さで華道 未生流の家元を継承。もっと年長の弟子もたくさんいたにも関わらず、穣三が家元に選ばれたのは、彼の人となりが見込まれたのではないかとのことです。若くして家元となったことで、人脈を作り、指導力や接待術など、政治家としての素養を身に付けたのではないか、と先生。

ところでこの未生流、作品がとにかくでっかい! 生けられているのはなんと木🌳 こうしたダイナミックな作品が、金毘羅の旅館の玄関を飾っていました。一大観光地に近く、生ける植物を入手できる山村ならではで、その関連が面白いです✨

増田穣三はとても多才。「象頭山の柳桜を折り、得意の浄瑠璃を謡い、撥をたたきながら琴平鞘橋を渡っていた」と言われていたそう。粋な文化人の姿がうかがえますね。

 

そんな増田穣三、33歳で七箇村会議員に選出されます。
それにしても、もっと経験豊かなふさわしい人物がいたのでは? という疑問がわきます。穣三の幼馴染、田岡康も33歳で初代七箇村長を務めているそう。
みな若い。なぜ?

ここで、明治という時代がどういう時代だったのかを先生がお話してくださいました。

当時は村長などの有力者の家が焼き討ちされる時代でした。あの大久保諶之丞(香川のインフラ整備の祖)の家も竹槍騒動で焼き討ちにあっているそう。また、明治維新を経て、年寄りが自信を失くしていった時代。年長者が責任ある仕事をやりたがらなくなっていたんだとか。若い人がイニシアチブをとった時代だったんですね。

 

続いて、近代産業のパイオニアとしての増田穣三の姿を見ていきました。

日本で初めて電灯が灯ったのは明治15年。高松はその13年後。旧高松藩士が中心となって起こした「高松電灯」です。そうしたら「中讃はどうなっとんや」と、中讃でも電灯会社設立の動きが出てきました。
有力なライバルを抑えて認可を勝ち取ったのは農村部の旧庄屋連合。「西讃電灯」の発足です! その中心メンバーには、もちろん増田穣三。
この時増田穣三は、有力者の家を一軒一軒訪ねて投資を呼びかけたそうです。すごい行動力ですね。
しかし庄屋連合は会社経営に関しては素人。なかなか操業にこぎつけられませんでした。

電柱が建てられない。発電機が来ない。それでは本社家屋に着工できない。
…大変だ💦
いつまでたっても配当がない出資者のいらだちはつのり、次々と社長が交代し、ついに社長と役員がいっせいに更迭😨
そして、いいだしっぺの増田穣三が社長に。なんと、1年後には操業にこぎつけたのです!
しかし、営業成績は大赤字。
穣三は未来への期待を呼びかけますが、株主たちと衝突。更迭されてしまいました…。
うまくいかないものですね。

その後の「西讃電灯」を引き継いだのは、多度津の七福神と呼ばれた都市部の資産家たちでした。「西讃電灯」は彼らの下で「四国水力発電」と名を改め、時代の波に乗り、やがて「四国電力」へと大きく成長していったそうです。

増田穣三は、電車会社の設立にも関わっています。
後の「琴平参宮電鉄」となる「讃岐電気軌道株式会社」です。電気軌道ってチンチン電車のことなんだそう。
坂出-宇多津-丸亀-善通寺-琴平と結ぶ路線が予定されました。
しかしなんとこの会社、認可の翌年に営業権が転売されてしまいます😨
最初から転売が目的だったのではないかと言われているそう。
開業までの期間に、「讃岐電気」の電車事業とその沿線への電力供給を認める認可状も発行されており、増田穣三たち発起人がほしかったのは、沿線の配電の権利だったのではないかとのことです。したたかだなぁ…。

営業権は人手を点々と移り、設立から18年、1922年にようやく「琴平参拝鉄道」が開業となりました。

 

今回の講座ではまんのう町初の国会議員、増田穣三の文化人的側面、起業家としての側面に光を当てて見ていきました。

亡くなる2年前に建てられた銅像。その姿に、文化人としての姿を選んだ増田穣三の思いは、どのようなものだったのでしょうね。

お話をお聞きし、つい100年ほど前まで、在郷の有力者が郷里を牽引する時代だったんだなあと感慨深くなりました。
活力あふれる人々の営み。歴史ってとっても面白いですね!

 

今年度の郷土史講座はこれにておしまい!

講座の詳しい内容は、池内先生がご自身のブログで公開してくださっています!

https://tono202.livedoor.blog/archives/33184894.html
https://tono202.livedoor.blog/archives/33199033.html

郷土の立役者をぐっと身近に感じることができます✨✨

 

今年度開催した講座はこちら!

どの講座でも、奥深い郷土の魅力を再発見できました🔍

 

まんのう町立図書館では、来年度も新しいテーマで郷土史講座を開催していきます。
満濃池は、テーマを変えて毎年開催予定ですよ😃
講師はもちろん、池内敏樹先生。
詳しくは、ブログやFacebook、行政放送などでお知らせします。

 

池内先生、参加してくださった皆さま、来年度もまたよろしくお願いしまーす!

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満濃中学校 職場体験レポート

10月29日(水)・30日(木)に、満濃中学校から2名の生徒さんが職場体験に来てくれました。
1日目。朝礼で自己紹介をした後、図書館のスタッフと開館準備です。
利用者が手に取りやすいように新聞を綴じたり、返却ポストに入った本を回収してカウンターへ移動したり…図書館の朝は大忙しです。火曜日は休館日なので、返却ポストには本がたくさん入っていて大変でしたね。

 

 

開館時間の10時になり、さっそく利用者がぞくぞくと来館。中学生は緊張しながらも、ひとりひとりに笑顔で挨拶し、お迎えしました。

まずはカウンター体験。スタッフからは本の返却について注意するポイントを聞きます。中学生は、うなずきながら丁寧に仕事に取り組みます。

 

つづいては、新しい本の情報を図書館のシステムにデータ入力していく図書館の裏側の作業を体験しました‼
利用者が本を検索したい時にヒットしやすいキーワードを入れたり、分類番号をまんのう町立図書館に合うように直しました。

 

 

2日目。特設コーナーの設置です。テーマに合った本を選んで、分かりやすくなるようポップを作って本を並べるなどをしました。

他にも本の修理に挑戦しました。
図書館の本は多くの人が利用するので傷んでしまうことも多いです。破れたり、ページが外れるなど修理の必要な本は専用の糊で少しずつ貼り付けていきます。修理する姿は真剣そのもの。きれいにページをつけるのは難しかったですね。

最後に、図書館の仕事にふれてみてどうだったか職場体験の感想を聞くと…「図書館は思ったよりいろんな仕事があるんだなぁと思った」とのことでした。

中学生からは、スタッフに図書館司書になろうと思ったきっかけや、図書館でのやりがいについてインタビューを受けました。司書になった頃のことを話すうち、スタッフ一同 新たな気持ちでこれからも図書館の仕事に取り組もうと思いました。

2日間、職場体験おつかれさまでした。そして図書館の仕事について興味を持ってくれてありがとうございます。これからもぜひ、図書館を使ってくださいね。

 

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さつまいものつるでリースの土台を作ろう

10月19日(日)
実りの秋をむかえたさつまいものつるでリースの土台を作るイベントを開催しました。
その様子を少しご紹介します。

さつまいものつるは1週間ほどまえに収穫し、葉を落として吊るしておいたもの。
巻くのにちょうどよいやわらかさです。

さつまいものつるだけで巻いたリースが完成しました!

今回は、満濃中学校の生徒さんがボランティア活動で、リースづくりに参加してくださいました。中学生のみなさんが作ったリースの土台を使って、12月7日(日)13:30から、クリスマスリースを作ります。まつぼっくりやどんぐりなどの自然素材をたっぷり使ってオリジナルのクリスマスリースを作りましょう!
参加申込は11月7日(金)からです。詳しくはポスターをご覧ください。
ご参加、お待ちしています。

 

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第29回ブログ版農業講座「ゼロから始める野菜づくり」

農業講座が10月16日に行われました。
テーマは「ゼロから始める野菜づくり」。
「どんな道具を使ったらいいの?」「土づくりってよく聞くけどどういう意味?」など野菜づくりをはじめる方に向けての講座です。種や苗を売っているお店や、10月中に撒く種や苗の種類など野菜づくりの基礎を学びました😊✨

講師はもちろんこの方!図書館で「まんのう町の達人」としてご登録いただいている豊嶋和人さんです。
さて、ここからはブログ版農業講座をお届けします。
それでは豊嶋さん、よろしくお願いします。

農業講座「ゼロからはじめる野菜づくり」を開催しました。

ところで野菜作りの楽しさってなんでしょうね。野菜の成長の喜び、収穫のうれしさ、様々な発見のきらめき、いろいろありそうですけど、わたしは試行錯誤のワクワク感を一番に挙げたいと思います。
しかし収穫まで何ヶ月もかかる野菜に対してありとあらゆる方法を試してみることはできませんから、有効そうな方法にある程度あたりをつける必要があります。それに、うまくいかなかったときの理由がわからないのでは不条理で面白くないですから、そういう意味でも必要な知識をちゃんとつけておくのが楽しく野菜をつくるコツと言えましょう。
今回の講座の前半では野菜づくりに必要な知識・情報の身につけ方についてお話しました。
教科書的な書籍は知るべきことの全体像を教えてくれますから、一度ざーっと概観して、それから何度も畑といったりきたりをしましょう。最初にわからなかったことが、そうこうしているうちに、そういうことだったのか!とわかる瞬間は得難いものです。
農学基礎シリーズ (農山漁村文化協会)
農学基礎セミナー(農山漁村文化協会)
新野菜つくりの実際(第2版)(農山漁村文化協会)

農業系のYouTubeチャンネルはたくさんありますが、動画という特性上、便利なのはなんといっても道具や機械の使い方です。苦手なロープワークや機械のちょっとした修理のコツなどわたしも何度も助けられました。
資格試験も知識吸収に役に立ちます。合格すればうれしいですしね。資格によっては合格後の有資格者同士の研鑽が熱心に行われており、仲間づくりにもなります。
『土づくりと作物生産(土壌医検定3級テキスト)』(日本土壌協会/6135 ニ)

図書館にもあります商用データベース『ルーラル電子図書館』はとにかくなんでも載っていて便利です。特に農薬の登録情報はほぼリアルタイムで更新されますから最新の正確な使い方にアクセスできます。
図書館では61農業62園芸の棚だけではなく、47植物学48動物学の棚や郷土資料、児童書の棚も参照しましょう。郷土資料にある農業試験場の資料などの技術情報は同じ気候風土のなかで得られたデータですからたいへん参考になります。また、最近の児童書のクオリティは非常に高いですからそのまま農業入門書になるものもたくさんあります。
『虫がよろこぶ花図鑑』(農山漁村文化協会/4770 マ)
『土の大研究』(児童図書) (PHP研究所/613 フ)
『地味にスゴい!農業をささえる生きもの図鑑』 (小峰書店/613 タ)
『香川県農業試験場研究報告』『豊穣』 (香川県農業試験場)
『綾川町家庭菜園教本』(綾川町教育委員会生涯学習課/6269/ア )

豊嶋さんありがとうございました。
農業に関するご質問は図書館内の質問用紙やメールでも受け付けております。

豊嶋さんがご回答くださいますので「農業講座で聞きたかったけど時間が…」「この質問をしたかったけど忘れていたな」「聞きそびれたのでもう一度聞きたい」など、農業に関する質問があればぜひご利用ください。

今年度の日程は
・1月22日(木)「春夏野菜の備えて」
の日程で予定しております。
募集告知は図書館内の掲示物やFacebook、告知放送で行います。

まんのう町立図書館スタッフ一同、みなさまのご参加をお待ちしております。

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10月&11月のおはなし会

10月3日(金)10:30~  あかちゃんのためのおはなし会

今日のあかちゃんおはなし会は、図書館スタッフによるおはなし会でした。
「たべもの」をテーマに絵本を読んだりふれあい遊びをしました。
少人数だったので、とても近くでおはなしを聞いてくれましたよ。
たべものの絵が出てくるたびに、「りんご~」「バナナ~」と答えてくれましたね。
小さく開いた窓から見える生き物もちゃ~んと答えてくれていましたよ。

「おつきさま」が出てくるわらべうたでは、おつきさまのペープサートを揺らしながら聞いてくれたり、一緒にふりも付けてくれましたよ。
おつきさまが、いろいろなたべものにかわる絵本ではお母さんと何かな~と言いながら聞いてくれていましたね。

ふれあいあそびでは、お母さんのおひざの上にのって、上下にゆすってもらって、最後に「どすん」と落とされる時には、クスッと笑って楽しそうでしたね。

今日は、お天気の悪い中、あかちゃんおはなし会に来てくれて、ありがとうございました!
来月も楽しみに来てくださいね。お待ちしています(^^♪

 

2025年10月19日(日)10:30~  すまいりぃおはなし会

今月は大きいサイズの絵本をメインに読んでくれましたよ☺

最初の絵本は…
あかまるちゃんとくろまるちゃんの変身ごっこ♪
ページにあいた丸い穴からのぞいてみると…
何に変身したかわかるかな?🤔

「だ・る・ま・さ・ん・が」のフレーズでおなじみのあの絵本
ページの言葉に合わせて、リズミカルに楽しく体を動かしました

ゾウくんが、おさんぽの途中に出会った色々な動物たちを次々、背中へ載せて
いきますよ🐘
とっても重そうだけど、ゾウくん大丈夫かな?💦

大きな絵本に終始、くぎ付けの子どもたちでした(^^♪

 

10月25日(土)午前の部10:30~ 午後の部13:30~
本と生きようおはなし工作会

秋の読書週間に合わせて、本と生きよう!読書運動さんが、手づくりえほんをつくるおはなし工作会を行ってくれました。

まずは、おはなし会。

絵本の展開に合わせて、笑ったり、口々に思ったことを言ったりしながら、みんなで絵本の世界を楽しみました。

白い紙を配ると、大人も子どもも、すぐに紙に向き合って、絵から描く人、お話から書く人、それぞれにかきはじめて、みんなが自分のえほんをつくることができました。

できあがると、「えほんや!」「ほんもののえほんだね」「持って帰っていいの?」という嬉しそうな声がきかれました。世界にたったひとつしかない大切な一冊となりました。

 

10月26日(日)10:30~  メリーバスライドまんのうおはなし会

今日は、久しぶりにメリーバスライドまんのうさんのおはなし会がありました。
「ハロウィン」をテーマに英語の絵本を読んでくれましたよ。

はじめは、「ハローソング」をふりつけしながら明るく歌ったり、こわく歌ったりしましたよ。みんな、ちょっとはずかしそう…‥

ところでみんなはハロウィンって何か知っているかな?
英語と日本語を交えて、ハロウィンの由来や、ジャック・オ・ランタンなどについて、おはなしをしてくれましたよ。みんな知っているようで知らないおはなしばかりだったので、「へぇ~」の連続でしたね。
しゃっくりが止まらないがいこつが出てくる絵本も読んでくれました。2人で英語版と日本語版の2冊を並行して読んでくれたので、内容がとてもわかりやすかったですね。
モンスターや魔女が出てくるおはなしも読んでくれましたよ。
いろんな色や食べ物が出て来たので、英語でどう言うのか知ることが出来ましたね。
英語をまねして言っている子もいましたよ。すごい!!

最後に、みんなで輪になって「トリック オア トリート」と言いながら歩いて、お菓子のプレゼントをもらいましたよ。みんな嬉しそう(^^♪

今日は、英語の絵本をとおしてハロウィンについて知ることができ、楽しい時間をみんなで過ごすことができましたね。ありがとうございました(^^♪

10月のおはなし会で紹介した絵本はこちらです。

11月のおはなし会の予定はこちらです。

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秋の読書週間はじまりました🍂

今年も秋の読書週間が始まりました🍁

10月27日(月)~11月9日(日)の期間中は、楽しいイベントや展示がいっぱいです✨

 

まずはおはなし会のご案内📖

一足早く、10月25(土)には本と生きよう!読書運動さんが、おはなし会&おはなし工作会「手づくり絵本をつくろう」を。
26日(日)にはメリーバスライドさんが「ハロウィンのおはなし会」を開いてくださいました🎃
深まる秋を楽しみましたよ。

おはなし会はまだまだ続きます😊👍

11月1日(土)10:30~「大人のためのおはなし会」
大人のみなさん、おはなしの世界を楽しんでみませんか?
ちょっといい時間を一緒にすごしましょう!

11月7日(金)10:30~「赤ちゃんのためのおはなし会」
午前中の赤ちゃんタイムもいつもどおり♪
赤ちゃん連れの方、気兼ねなくお越しください!

11月8日(土)14:00~さぬき語りの会さんによる「ストーリーテリング」
本を使わず、おはなしを語ります。耳からの読書を楽しみながら、おはなしの世界を想像してみませんか?
大人の参加も歓迎です♪

 

イベントはこちら!

11月2日(日)10:30~11:30「ペープーさんのペープシアタースペシャル工作会」
童謡「どんぐりころころ」を題材に、作品を作ります。
作品はお持ち帰りいただき、ご家族で遊んでいただけます。
予約制、定員10名。
参加費は無料です。

 

 

11月3日(月・祝)10:00~11:00「かりんトークセッション」
空海が唐から持ち帰ったと伝えられるかりんの魅力を、プロフェッショナルのお二人、生産者の田中さんと、加工者の古河さんにお聞きします。
予約制、定員20名程度。
参加費は無料です。
かりん写真展示も同時開催♪

 

秋の読書週間の展示を紹介します。

まずは香川県内公共図書館連携企画「#つながる図書館」の展示から見ていきましょう!
今年は、「発見!“知らなかった”に出会う本」をテーマに、県内各図書館がおすすめ本を選びました。
楽しい豆知識から役立つ情報まで、知らなかったことがたくさん!
もちろん、まんのう町立図書館のおすすめもあります!

「わがまちのイチオシ」では、県内各図書館からそれぞれの市町から伝統や特産品に関する本を紹介しています。
意外な香川県を見つけられるかも。

「#つながる図書館」の企画では、県内の公共図書館をめぐるスタンプラリーも開催中!
まんのう町立図書館は、ちょっぴり大きなかりまいちゃんのスタンプです💛
コンプリートできるかな?

 

そしてそして、町内で活動している各団体様の作品展を開催中!

ロビーには、まんのう文学会さんとひまわり句会さんの作品が展示されています!
味わい深い言葉の数々、グッときます。

多目的室には、フォトクラブひまわりさんの素敵な作品も📷
四季折々の色鮮やかな写真が部屋いっぱいに広がっています✨
すっごく綺麗!

竹細工同好会さんの素敵で繊細な作品たち。
緻密なパターンや曲線美、ハイクオリティ✨✨

 

図書館の秋を楽しんでくださいね。
みなさんの読書の秋を、実り多いものにするお手伝いができれば幸いです🌰

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展示が入れ替わりました🎃

すっかり過ごしやすくなりました😃
今こそ活動するチャンス!
図書館では、秋が楽しくなるお手伝いです。
ぜひ展示コーナーをご覧になってワクワクを見つけてくださいね!

特設コーナーは『あたらしい趣味をはじめよう』
涼しくなって、やる気がもりもり湧いてくる💪
あたらしい趣味を開拓するにはピッタリな季節ですね!
「何か始めたいけど具体的には思いつかな~い!」という方も、本を手にとって夢中になれることを探してみませんか?

ミニ特設Cコーナーは『わくわくパーティー』
楽しそう!
お月見にハロウィン、お祭りと、秋は気分が盛り上がりますね✨✨

今月のSDGs特集は、目標10『人や国の不平等をなくそう』
スーパーなどで「国際フェアトレード認証ラベル」のついた製品を見かけた人もいるのではないでしょうか。ラベルのついた製品を購入することによって、開発途上国の生産者や労働者、子どもたちの生活が守られることを知っていますか。ひとりの小さな行動が、大きなアクションにつながります。私たちが住んでいる日本でも、さまざまな理由で偏見や差別に苦しみ悲しんでいる人がいます。まずは自分たちができることからはじめてみませんか。

ティーンズコーナー今月のおすすめは『人との関わりの中で……』
人と関わることって難しいですよね。悩みの種がいっぱい……
でも、人と関わることで楽しい思い出もできるし、成長することもできます。
おそれずに一歩踏み出してみて。本がそっと背中を押してくれますよ。

ティーンズ図書だよりからは『「ことば」にズームイン』
辞書で引いてみると、自分が知っている以外の意味や使い方に気づくときがありませんか?
まだまだ知らない日本語に様々な形で出会えるように本を集めました。手に取ってみてください。

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琴平町立琴平中学校 職場体験レポート📚

まんのう町立図書館では、毎年近郊の中学校からの職場体験の受け入れを行っています。
今年も9月25日・26日に、琴平町立琴平中学校の生徒さん1名が職場体験に来てくれました。

朝礼でまずは自己紹介。2日間一緒に仕事をするスタッフと初顔合わせです。最初は緊張の面持ちでしたね。
朝礼が終わったら開館業務を行います。返却ポストの本の回収や新聞を綴じたり、本棚の整理など、手分けして準備を行います。
開館したら大きな声でご挨拶。気持ちよく利用者の方をお迎えします。
中学生の挨拶に、常連の利用者さんからは「職場体験ごくろうさま」や「頑張ってね」というお声をいただきました!

つづいて、カウンターで返却業務の体験です。一冊、一冊丁寧に本の返却をしていきます。ゆっくり間違いのないように作業をしっかり行ってくれました。
職場体験の事前インタビューで、「図書館のいろいろな仕事」に興味があると聞いていたので、カウンター以外の業務も体験してもらいました。

まずは、新しく入った本を棚に並べるお仕事。本は、ただ並べるだけではありません。請求記号という分類番号順に並べていきます。そして、スタッフが紹介文に使用した本は「面出し」といって表紙を表側に向けて並べます。背表紙が並んでいるより本の表紙が見えたほうが手に取ってもらいやすいからです。中学生も「なるほど~」という表情で本をきれいに並べてくれました。
本の修理も体験しました。
図書館の本は多くの人が利用するので傷んでしまうことも多いです。破れてしまったり、ページが外れるなど修理の必要な本は専用の糊で少しずつ貼り付けていきます。細かい作業は難しいですね。

二日目はレファレンス体験。
図書館では「レファレンス」といって、利用者さんの調べものをサポートするサービスがあります。今回は、質問している人が何を必要としているのかを聞き出すことにチャレンジしましたよ。調べていた内容が載っている本を見つけると嬉しくなりますね。

他にもテーマコーナー展示、本の紹介文を書くなど多くの体験をしました。

最後に、職場体験の感想を聞くと…「図書館は思ったよりたくさん仕事があって大変だなぁと思った」とのことでした。
図書館では、返却や本の整理だけでなく見えない仕事が沢山あります。多くの人に本をたくさん読んで欲しいと思う図書館の思いが伝わったと感じました。今回は、図書館を職場体験に選んで来てくれてありがとうございました。これからも、ぜひ図書館に足を運んでくださいね。

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9月&10月のおはなし会

はじめの頃は暑かった9月ですが、どんどん涼しくなってきましたね😃
日中はまだ暑いけど、そろそろ冷たい食べものも飽きてきちゃった…。
そんな季節にぴったりなおはなし会が開催されましたよ🍚

9月5日(金)10:30~ あかちゃんのためのおはなし会

台風一過。皆既月食も近いこの日は、お月さまをテーマに
あかちゃんのためのおはなしかいを開催しました。

あれあれ!? いつのまにか変身!
お月さまの形って変わるね。絵本と歌でお月さまを味わっちゃおう。

ほかにも、まあるいお月さまみたいなおだんごが出てくる紙芝居や、
台風みたいなぐるぐるが出てくる絵本を楽しみました。

みんなでお月見できましたね!

 

9月13日(土)14:00~ さぬき語りの会おはなし会

今月は「おいしいもの」がテーマでおはなしを読んでくださいました😊

最初のおはなしは…
「ジュウジュウジュウ」「ばりばり」「ぺろぺろ」
おいしい音が聞こえてきました…
絵本のイラストもとっても美味しそう🍦
なにを食べているかな?みんなで当てっこ。

わらべ歌では、たぬきがきつねに遊ぼう♪と誘うと…
ごはんの最中だから、お昼寝の最中だから、と2匹のかけ合いが
楽しい手遊びをしました。

紙芝居では、不思議なおなべに「おなべよ、にえろ」と言うと、おかゆがどんどんと溢れ出てきて…最後は町じゅうが美味しいおかゆだらけに😲!!!
紙芝居舞台の中のおかゆはとっても迫力があり、子どもたちの目もくぎ付けに👀!

最後はさぬき語りの会さんより、折り紙のたぬきときつねを参加してくれたみんなにプレゼントしてくださいました。

今月も楽しいおはなしをありがとうございました🥰

 

9月21日(日)10:30~ すまいりぃおはなし会

「秋の気配」をテーマに絵本や紙芝居を読んでくださいました。子どもたちに読んでもらいたい絵本を聞いてから、おはなし会がスタート!

みんながよく知っているどんぐりが出てくる歌には、その後のおはなしがあったんです。
つづきのおはなしを歌いながら読んでくれました。
みんなも絵をのぞきこみながら真剣に聞いていましたね。

子どもたちからリクエストのあった大型絵本!!!
おはなしの中に出てきた、あおむしが食べたものを元気に声に出してくれました。

もうすぐ中秋の名月ということで、おつきさまが出てくる絵本や、おすしや、やきそばが出てくる絵本も、みんなでリズムよく手をたたきながら楽しみました。ちょうどお昼ごはん前で、おなかがキュルンと鳴りそうに💦

今月もたくさんのおはなしを聞いて楽しい時間を過ごしましたね😊

ありがとうございました(^^♪

今月のおはなし会で紹介した絵本はこちらです。

来月のおはなし会の予定はこちらです。

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大人のためのおはなし会 9月

9/6(土)の大人のためのおはなし会は、いつもは毎月子どもたちのために楽しいおはなしをしてくださる すまいりぃ の皆様が登場。
今回は、「MY FAVORITE BOOKS」と題して、皆様のお気に入りの本や大切な本を
ご紹介いただきました!

最初は、歳を重ねてきた“大人のみなさま”に響く言葉を朗読。
そうでした。“明日”より“今日”が若いんだー。

続いて、桜の木を植えてつながっていく想いを描いた、やわらかな絵の美しい絵本を
読んでいただきました。
想いが染みてきます。。。

最後は、楽しい落語紙芝居で。だじゃれいっぱい!みんなで笑って
おはなし会が終わりました。

 

次回は2025年11月1日(土)10:30からです。
どうぞお楽しみに!

【プログラム】
・『置かれた場所で咲きなさい』
渡辺和子/著 幻冬舎

・『はるさんと1000本のさくら』
ただのぶこ/作 中央公論新社

・『鯛』
桂三枝/文 黒田征太郎/絵 アートン

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