郷土史講座「中寺廃寺跡~若き空海も修行した中寺廃寺を探る~」

8月24日(日)10:30~12:00
会議室にて郷土史講座「中寺廃寺跡~若き空海も修行した中寺廃寺を探る~」が開催されました!
大人気の講座、今回も あっというまに定員いっぱいになりました😲

 

さて今回のテーマは大川山の西尾根に位置する国史跡、中寺廃寺跡。
そこで、若き空海も修行したのではないか? という仮説を立てて考察していく講座です。

まずは、空海がどんな人物だったのかを伝える絵図を見ます。
空海の幼名は真魚。筋斗雲に乗って仏様と議論したり、友達と一緒に仏像を作って拝んだり、四天王がその身辺を守っているなど、幼少期から仏と共にあったことが描かれます。
そして幼い空海の伝説、そのクライマックスはやはり捨身行!
御年七つのその年に衆生の為に身を捨てて…法要などで唱えられる弘法大師和讃でもおなじみのエピソード。
捨身行は、山林修行の最終行だそう。空海は幼少期から山林修行に関心があったのかも…?

空海が大学を退学してから唐に渡るまでの約10年間は謎に包まれています。その期間に身を投じた山林修行の中で、中寺でも修行を行ったのではないか?というのです。

ところで、山林修行者って?
俗世の喧騒を厭って自らを社会から切り離した世捨て人…?
そうではないようです。
当時の僧侶に求められたのは、祈祷の力。そのための超能力「験」を高めるために山野に分け入って修行し、資源開発や医療、国境警備にも携わっていたそうです。中寺はエリート僧侶の育成のために、国衙がバックになって運営された山林寺院なんですって。山林修行は、僧侶としての栄達に不可欠なものだったんですね。
なんだか思ってたより組織立っていてかっこいいぞ…!

空海が修行を行ったと言われる四国の行場は、太龍山・室戸・石鎚。
それらの行場で、空海は数々の奇跡的な出来事に遭遇したり、魔物を退けたりします。
身をもって体験することが、「験」を高める上で重要なことなんだそうです。

ひとつの行場での修行を終えると、次の行場へと山林修行者は渡っていきます。それを辺路(へじ)修行といって、大辺路は四国全体の山林寺院を結んでいたそう。当時の中寺は有力な山林寺院。辺路修行の中で、空海が中寺で修業した可能性はあるんじゃないでしょうか。
ちなみに、この大辺路が後の四国遍路の原型なんだとか。

 

霊山の条件は、その見晴らしのよさ。
大川山は、丸亀平野を超え、遥か瀬戸内海の塩飽諸島さえ見晴るかす眺望を持ちます。
その大川山の西尾根、お話はいよいよ中寺廃寺跡へ!

古代国家の解体と共に後ろ盾を失った中寺は、中世には姿を消し、長らく地名や言い伝えに残るのみとなっていたそう。
それが見つかるなんてすごい!
人間の伝承の力! 探求心! ロマンに溢れていますね✨

現在では3つのゾーンに分けられていて、それぞれ建立時期が異なることが分かっています。

まずは、中寺で最初に現れたB地区から見ていきました。
古来からの山岳信仰と仏教が結びついた山林寺院の形態は特殊で、礎石の配置から複数の復元図が描かれたそう。B地区の建物跡は、最初は仏堂と予想されましたが、今では真ん中を通路が貫く割拝殿という建物であったことが分かっています。本殿と割拝殿の通路、その前の広場が大川山と一直線に結ばれるこの地区は、祈りゾーンとも呼ばれています。山岳信仰の寺院にぴったりな名前ですね。
この地区からは空海以前のものや、8世紀末のものが出土していて、B地区が8世紀末には出現していたことを裏付けます。
空海が山林修行に身を投じた時、既にB地区は存在していたのです。

中寺の各地区の建立時期を空海の動向と比較してみると、謎の10年とB地区の出現時期が重なり、空海が故郷に近い中寺で修業を開始したかも知れない…そんなストーリーが考えられると…先生は、ちょっぴり照れながら、空海を主人公にした筋書きを語ってくださいました。

中寺が廃れた後の大川信仰はどうなったのでしょう?
中寺が廃れても、霊山大川への信仰が失われたわけではありません。
金剛院を拠点とし、児島五流修験が大川信仰の新たな担い手となったのではないか? という説をお聞かせくださいました。
脈々と信仰が続いてゆく様に、ほっと安心しますね。
思わず山に手を合わせたくなります🏔

講座の最後は恒例の質問タイム!
みなさま、熱心に質問したり、自説をお話されたりと、熱意が溢れる時間となりました。

廃れてしまったのは寂しいけれど、だからこそタイムカプセルのように古代の姿を今に伝えてくれる中寺廃寺跡。ロマンいっぱいの時の旅を楽しむことができました。

 

今回の講義内容は、池内先生がご自身のブログで公開してくださっています!
とっても詳しくて勉強になりますよ😲
ぜひご覧ください!

https://tono202.livedoor.blog/archives/32811626.html
https://tono202.livedoor.blog/archives/32814618.html
https://tono202.livedoor.blog/archives/32826518.html
https://tono202.livedoor.blog/archives/32848689.html

 

次回の郷土史講座は、10月18日(土)
「増田穰三~まんのう町最初の国会議員は、電力・鉄道産業のパイオニアでもあった~」です!
詳しい内容につきましては、後日、館内掲示のほか、図書館ホームページやFacebook、告知放送などでもご案内いたしますので、こちらもぜひご参加ください!

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第二回「あなたの企画図書館でやってみませんか?」

8月30日(金)の閉館後、第二回「あなたの企画図書館でやってみませんか?」を開催しました。
「みんなで作るみんなの図書館プロジェクト」としてまんのう町にお住まいの方から、図書館でやってみたいことを募集するこの企画。第二回となる今回は3名の企画発案者と2名の観覧者の方がご参加くださいました。

「折句(おりく)」という言葉遊びのおもしろさを織り込んだ色紙づくりや、まんのう町の地質や土壌を知ってもらう化石発掘のフィールドワーク、まんのう町にまだない子ども食堂の提案など、発案者の御三方とも、まんのう愛にあふれた企画を発表してくださいました。
企画案に、さまざまな意見も飛び交うなど、それぞれの想いや情報を交換することもでき今回も大変有意義な時間となりました。

まだまだ知らないことの多い町内の魅力を知ってもらえる企画や、今地域が抱える課題に切り込んだものなど、参加者のまんのう町の良さを知ってもらいたい、町内を盛り上げようという熱量がひしひしと伝わってくる会でした。
また、参加者のご意見から図書館が拠点となり人と人をつなげることの大切さや図書館の存在する意義も同時に感じました。
特に「町内のあちこちで図書館を感じることができたらいいな」という言葉は、とても心に残りました。これからも図書館がハブとなり、多くの人をつなぐ役割を担えるよう精進します。
2回目の開催となった今回の取り組み。時間配分など、まだまだ至らない点ばかりでご参加の方々にはご迷惑をおかけしたと思います。
ご参加くださったみなさま、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

図書館では引き続き、町民のみなさまから「こんな図書館だったらいいな。」や「図書館でやってみたいこと。」を募集いたします。

次回の「あなたの企画図書館でやってみませんか? 」は11月21日(金)18:30~です。
まんのう町立図書館は、町民みなさまの交流の場となるよう「つながる図書館」をめざします。

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子ども司書体験講座(小学生の部、中学生の部)

毎年、夏休みには、小学生、中学生に来てもらい、司書体験を行ってもらっています。
今年も、子ども司書体験講座を開催し、たくさんの子どもたちに、図書館のお仕事を体験してもらいました(*^▽^*)

まずは、小学生の部の様子から♬
小学生の部は、7月25日(金)と8月3日(日)に行いました。
どちらも、開館前に集まって、開館準備からスタートします!
今は9時半!図書館のOPENは10時!
ということで、30分でチームに分かれて、準備しますよ~!どんな準備があるかな?
今回は、同じ小学校のお友だち同士でのお申込みも多く、はじめてのお友だちはドキドキした様子でしたが、いっしょにお仕事を体験するうちに、仲良く協力して取り組めましたね。

朝一番のカウンター体験では、本の確認もしながら、しっかり笑顔であいさつ(*^▽^*)
図書館や分類、司書についてのお勉強の時間も、がんばりました!
司書に向いている人ってどんな人だと思う?という質問には、みんなそれぞれ、「本が好きな人」「記憶力のいい人」「体力のある人」「器用な人」など、たくさん考えて答えてくれました♪
どれも正解!図書館のお仕事には、いろんなお仕事があるので、みんなで協力して図書館のお仕事をしていますよ~と言うと、朝の協力した経験から、うん!うん!とうなづいてくれました(o^―^o)

レファレンス体験では、実際に司書になった気持ちで、本を探している利用者さんの情報が書かれたカードに合わせて、本を探します。それぞれ、どんな理由でこの本を選んだのか、一生懸命説明してくれました。

朝からお昼までの、あっという間の体験講座。今回、修了証書をお渡ししたのは、2日間で10名でした!
10名の子ども司書さん、これからもたくさん図書館を使ってくださいね!

 

8月2日(土)13:00~  子ども司書体験講座(中学生)

今日は中学生の『子ども司書体験』がありました。
読み聞かせや電子図書館を使う体験をしました。
町立図書館で『からだの不思議』のイベントをしているのに合わせて『からだ』をテーマに読み聞かせの本を選んで練習しました。
読む速さや声の大きさ、本の持ち方やめくり方に気を付けて練習しましたよ。
読んだ本を展示する時に一緒に設置するポスターも作成しました。
どんな色を使ったら見やすいか悩みながら丁寧に作っていましたね。

本番前には利用者の方にお声がけをして読み聞かせの案内もしましたよ。
さぁ、読み聞かせ本番です。
たくさんの人がおはなしを聞きに来てくれました。
ちょっと緊張していましたが、とても落ち着いてわかりやすく読めていましたね(^^♪

読み聞かせの後は、ipadで電子図書館を使う体験をしました。
電子図書館を利用するのは初めてということで貸出・返却の練習をしてみましたよ。
英語の本は音声も出るのでビックリしていましたね。

参加した中学生にとって初めてのちょっとドキドキの体験でしたが貴重な経験になったと思います。おはなしを聞きに来てくださったみなさんもありがとうございました。

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8月&9月のおはなし会

夏休みの図書館は「からだの不思議」一色!
おはなし会も、元気いっぱいからだを動かして開催されました!

8月1日(金)10:30~ あかちゃんのためのおはなし会

今日のあかちゃんおはなし会は図書館スタッフによるおはなし会でした。
「からだ」をテーマに読み聞かせやふれあい遊びなどをしました。

手遊びは、まだひとりでは出来ないお子さんも、お父さんやお母さんと一緒にしてくれましたね。

ふれあい遊びでは一緒に来ていたお兄ちゃんやお姉ちゃんも参加して腕をやさしくさすったり、こちょこちょしたりしていて、とても微笑ましかったです。

絵本もちょっと長いかな?と思ったのですが、じーっと絵を見ながら静かに聞いてくれていましたね。

初めて参加してくれた方が楽しかったねと言ってくれたのでとっても嬉しかったです(^^♪
暑い中、たくさんの方の参加、ありがとうございました!
みなさん、また来てくださいね。お待ちしています!

 

8月9日(土)14:00~ さぬき語りの会おはなし会

今日は「からだのふしぎとおばけ」というテーマのおはなし。
夏休みということもあり、たくさんの親子連れが参加してくれましたよ。

はじめは、手遊びをしながらジャンケンをしましたよ。勝つとみんな嬉しそう!
いろんなトイレや、いろいろな生き物のウンチが出てくる絵本も読んでくれましたよ。みんな興味津々で、時々クスっと笑いながら集中して聞いていましたね。

参加型の紙芝居では、みんなで「ぎっちらこ~ぎっちらこ~」とふねをこぐ動きをしながらおはなしが進んでいきましたよ。

おうちの人の膝の上にすわったり、向かい合って、ふねをこぐふれあい遊びもしましたよ。
お子さんもおうちの方もニッコニコでしたね(^▽^)/

最後は、うすい大きなチーフを揺らして、その中にみんなが作ったおさかなを投げ入れる遊びもしましたよ。チーフがゆれて、なかなかうまくおさかなが入らなかったけれど、みんなで協力して全部入れることができました。

今日はみんなでワイワイとっても楽しい時間を過ごすことが出来たおはなし会でしたね。
ありがとうございました!

 

8月17日(土)10:00~ すまいりぃおはなし会

今月は「夏」をテーマに楽しいおはなしを読んでくださいましたよ(^^♪

迫力のある大きな絵本では、おばけの色が次々に変わっていく様子に
子どもたちの目はクギヅケ👀!!

食べた物や飲んだ物の色に変化していくのが楽しくてみんなで「次は何色に変わるかな?」と考える場面もありました。

次のおはなしも食べ物つながり…
まる○、さんかく△、しかく□の扉をトントントンとたたくと?

同じ形の食べ物が扉の向こうから現れますよ🍘🍙🥪
みんなは何の食べ物が好きかな?

大きな絵本を使って、みんなで体を動かしましょう😊

手をパタパタ、おしりフリフリ、最後はみんなでジャーンプ🙌

今月もみんなで楽しいおはなしの時間を過ごしました🥰

 

8月23日(土)10:30~ 本と生きよう!読書運動おはなし会

今月は「からだの本」と「なにかがおこる」をテーマでおはなしを読んでくれました☺

「手」の働きにつてのおはなしでは、絵本の場面の手の働きに合わせて
みんなで上手に真似して楽しみましたよ✋

いろいろな手の働きが出てきて、思わず一緒に「手」を動かしたくなりますね。

「はぶじゃぶじゃん!はまほうのじゅもん」みんなで一緒に「はぶじゃぶじゃん!!」

魔法使いのはぶじゃぶじゃんがじゅもんを唱えると…
さてさて、魔法は成功したのでしょうか!?

最後はワークショップ、おわんでおはなし「ともだちかえる」を一緒に楽しみました。

テーブルの周りに子ども達が集まり、それぞれが考えたおはなしをつなげていきました。

おはなしの部屋で出会った子どもたちが1つの物語を作り上げていく様子はとても和やかな雰囲気に包まれていました。
大人から子どもまでみんなが笑顔になるおはなし会でした。

今月のおはなし会で紹介した絵本はこちらです。

来月のおはなし会の予定はこちらです。

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竹細工でカブトムシ・クワガタムシを作ろう!

8月9日(土)、まんのう町竹細工同好会の方々を講師におむかえして「カブトムシ・クワガタを作ろう」の工作会を行いました。
夏の昆虫といえばカブトムシ・クワガタを連想しますよね。それを竹細工で作るなんて渋いでしょ✨
毎年、竹細工の工作会はみんな大好きなイベントです!
今年はカブトムシ・クワガタ各5名ということであっという間に定員に達しました。

 

工作風景…👀✨

みなさん一生懸命に作られています。
昆虫の足はとても細い竹で作られているので
そぉーっと付けないと折れてしまいます。
あ!足が折れちゃった💦どうしよう💦って思っても大丈夫!
竹細工同好会さんにお任せあれ!!
様々な工具を使ってあっという間に直してくれますよ!

みんなじっくり工作会に取り組んでいて、足の微調整や、全体的なバランスをみて自分の気に入ったカブトムシ、クワガタができあがりました😊

みなさんから「楽しかった!」「いろいろな工具を見れてよかった!」という感想をいただき大変うれしく思います。
次回の竹細工工作会はいったい何を作るのかな。
お楽しみに✨

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第28回ブログ版農業講座「野菜の暑さ対策」

農業講座を7月17日(木)に開催しました。
テーマは「野菜の暑さ対策」。
今年の暑さは例年にもまして厳しいですよね。余談ですがトルコでは最高気温50℃を超えたとか…💦
人間でもこの暑さには体力を奪われ、体調が良くない時があります。野菜も一緒で、暑さ対策が必要です。暑さで野菜が焼けたり、虫が増えたりいろいろなトラブルが起こります。そこで、今回は水やりのコツや、便利な道具の紹介を教えていただくことに。
講師はもちろん、まんのう町立図書館「まんのう町の達人」の豊嶋和人さんです。

さて、ここからはブログ版農業講座をお届けします。

それでは豊嶋さん、よろしくお願いします。

今回の農業講座は野菜の暑さ対策ということで、ちょうど梅雨明け頃を狙って日程を組んでいたのですが、6月中に梅雨が明けてしまってびっくりですね。そんなわけで参加いただいた皆さんの関心も高かったようです。

そもそも暑いとなんで植物は困るかといいますと、光合成がうまく行えないケースが増えるんですね。みずからが干からびないように気孔を閉じてしまうと光合成に必要な二酸化炭素も吸えなくなります。また、気温が高いと葉はどんどん出ますが、それぞれの葉が大きくならないうちに次々と出てきてしまいますから、結局は実を大きくするために必要な葉の面積は小さくなってしまい、うまく実ができない。あるいは害虫が多発して葉を食べてしまい、やっぱり葉の面積が小さくなる、なんてことも起きてしまいます。

では植物の周りの温度を下げるにはどうすればいいでしょうか。人間のようにエアコンは使えませんが(種まきはエアコンのついたお部屋でやってもいいかも)、日傘やグリーンカーテン、ミスト装置のようなものは使えるかもしれません。遮光ネットや生け垣などの日除けとなる植物、光を土のなかに届かせない(かつそれ自体が熱をためない)白黒マルチを利用しましょう。

水やりも温度を下げるのにとても重要です。水が蒸発する際に熱を奪っていきますからね。夏の高温と乾燥から植物を守る水やりのタイミングと方法をそもそもの植物にとっての水の役割から考えてみました。ミストファンや潅水チューブも以前よりホームセンターなどで手に入りやすくなりました。

 

植物も人間もこの暑さですから無理は禁物です。こまめな水分補給をしながら楽しい範囲でやりたいですね。といったところで、当日ご紹介した図書館所蔵の資料は以下のとおりです。

今回は品種の話はしなかったのですが、最新の暑さに強い品種については『現代農業』誌の2月号品種特集が詳しいです。
・雑誌『現代農業』
2024年2月号、7月号、8月号
2025年2月号、5月号、7月号、8月号

高温による障害でまず困ったのは水稲なんですね。
というわけで研究が進んでいるのもやはり水稲になります。
・森田敏 『イネの高温障害と対策』
(農山漁村文化協会/6162モ)

去年の秋から冬にかけてキャベツやブロッコリーが高かったのは記憶に新しいところですが、ブロッコリーが高かったのは秋がいつまでも暑かったために食べる部分のもとになる花芽がなかなかできなかったことも原因のひとつです。
・藤目幸擴『ブロッコリー・カリフラワーの作業便利帳』
(農山漁村文化協会/6266フ)

暑いときは無理せずに部屋のなかでできる園芸を楽しむのもいいかもしれません。根の様子が観察できるところも水耕栽培の楽しいところですね。
・伊藤龍三『人気ブロガー・横着じいさんのかんたん水耕栽培決定版!』
(主婦と生活社/6269イ)

人間やきまぐれなお天気の都合と関係なく、なるべく植物にとって理想の環境を整えてやるのが植物工場ですが、その理想の環境について教えてくれます。
・日本施設園芸協会,日本養液栽培研究会『養液栽培のすべて』
(誠文堂新光社/6157ヨ)

豊嶋さんありがとうございました。
農業に関するご質問は図書館内の質問用紙やメールでも受け付けております。
豊嶋さんがご回答くださいますので「農業講座で聞きたかったけど時間が…」「この質問をしたかったけど忘れていたな」「聞きそびれたのでもう一度聞きたい」など、農業に関する質問があればぜひご利用ください。

今年度の日程は
①10月16日(木)「ゼロから始める野菜づくり」
②1月22日(木)「春夏野菜の備えて」
です。

年間でのお申し込みも現在受付中!
募集告知は図書館内の掲示物やFacebook、告知放送で行います。
まんのう町立図書館スタッフ一同、みなさまのご参加をお待ちしております。

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「チームオレンジ認とも」を図書館で開催♪

2025年7月25日(金)の午後から、まんのう町福祉保険課主催の「チームオレンジ認とも」が図書館で開催されました!

「チームオレンジ認とも」は、まんのう町福祉保険課が運営している認知症ご本人やご家族、介護経験のある方、認知症サポーターの方々が、みんなで楽しく過ごしながら、お困りごとの解決や認知症について情報交換を行う社会交流拠点(より所)です。

今回は、図書館ということで、本を見ながら、懐かしい思い出について話したり、折り紙を折ったりしながら、本の紹介文を書いてもらい、展示コーナーを作る活動を行いました。
「昔は紙芝居屋さんが来てね~」と話題があがり、みんなで紙芝居を楽しむ場面も♪
図書館でおはなし会のときに使う拍子木もみんなで順番に鳴らして音を懐かしみました。

そして完成したコーナーがこちら!

みんなの思いの詰まった素敵なコーナーができました!

今回の企画は、昨年から「認知症サポーター養成講座」を図書館で行ってくださっている、まんのう町福祉保険課の担当の方が、普段は、町内の公民館で行われている「チームオレンジ認とも」をぜひ図書館で!と言ってくださり、開催が実現しました!有難いことです(*^^*)図書館は、そんな風に地域のみなさまの役に立てるのが、とても嬉しいのです!

コーナーは8月末まで展示しています。みなさま、ぜひ「チームオレンジ認ともの夏休みにおすすめ」の本を手に取ってみてください。

 

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7月&8月のおはなし会

夏真っ盛りですね🌞
夏休みも始まって、今月はおはなし会も夏!!
からだもつかってパワフルに開催されました💪

7月4日(金) 10:30~ あかちゃんのためのおはなし会

今月は「夏の空」をテーマにおはなしを読みました☺

「おはよう!」

どうぶつたちが元気にあいさつ!こちらも元気になるおはなしで始まりました!

触れ合い遊びでは、歌に合わせてお子さんをコチョコチョこそばせたり
布を使って楽しみました。

絵本の中でキレイな花火が上がりはじめると…

花火が上がるたび、思わず花火の音をまねしている様子。

 

最後は、パンダの動きに合わせてゴロ~ンとしたり、場面ごとに体を動かして……

ユラユラ揺れておやすみなさい😪

 

7月12日(土)14:00~ さぬき語りの会おはなし会

今月は「なつ」のテーマでおはなしを読んでいただきました。

最初は手遊びから。
サワガニが石やもみじとじゃんけん✌

さあ、勝ったのはだれでしょう?

夏といえば→海!🏊 海といえば→白波!🌊と夏にかかわるもののイメージを
どんどん言葉で繋げて楽しみました☺

最後はパネルシアターを使い、形から何かを当てるクイズをみんなで遊びました。

気温もぐんぐん上がり夏本番💦
みんなで「なつ」を感じた楽しいおはなし会でした(^^♪

 

7月20日(土)10:30~  すまいりぃおはなし会

今日は、まんのう町立図書館の夏休みイベントの「からだの不思議」にちなんで「からだ」をテーマに絵本や紙芝居を読んでくださいました。
夏休みが始まり、たくさんの親子連れの方が参加してくれました。
はじめは、歌にあわせて「からだ」の部位をさわっていく遊びをしましたよ。
あれ?間に合わないっ! 歌のテンポがだんだん速くなっていくので みんな大あわて!

おじさんが、くしゃみをするおはなしもおもしろかったですね。

みんなからのリクエストで「うんち」や「ほね」の紙芝居も読んでくれました。
みんな興味津々で近くまで寄っておはなしを聞いていましたね。

今日はおはなしの部屋いっぱいの参加者でわきあいあいとした楽しいおはなし会になりました。ありがとうございました!

今月のおはなし会で紹介した絵本はこちらです。

来月のおはなし会の予定はこちらです。

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大人のためのおはなし会 7月

2025年7月5日(土)10:30~
大人のためのおはなし会を実施しました。

 

最初は、この季節、日よけにも、雨よけにも必須の傘のおはなしをしました。
スリランカの絵本作家さんの豊かな色彩の絵で、スリランカの景色を感じていただけました。

 

続いて、タイトルの“どろぼう”つながりで。
読んでいくと、あら。星に願いごと。
七夕は二日後です。みなさんお願いごとを心の中でなさったかもしれません。

 

最後は、土用の丑の日が近いことにちなんで、うなぎが出てくる落語紙芝居を。
暑い日が続いています。夏バテ防止を願って、耳から栄養をとっていただきました。

 

次回は2025年9月6日(土)10:30からです。
どうぞお楽しみに!

 

プログラム

・『かさどろぼう』
シビル・ウェッタシンハ/作・絵 いのくまようこ/訳 徳間書店

・『星どろぼう』
アンドレア・ディノト/ぶん アーノルド・ローベル/え やぎたよしこ/やく
ほるぷ出版

・『うなぎにきいて』
桂文我/脚本 長谷川義史/絵 童心社

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夏休みは「からだの不思議」💪

まんのう町立図書館では、夏休み企画「からだの不思議」を開催中です✨
夏休み中は、関連展示やイベントがもりだくさん!

 

特設コーナーには、大きな人体の絵にからだの本が大集合!

部位ごとに本が展示されているので、知りたいところをすぐに見つけられます😊

 

センターにある小さなテーブルの上には、人体パズル。

木でできた内臓のパズルで、遊びながら内臓の位置を学べます。
自由に遊んでくださいね😃

 

○✕クイズも設置されていますよ~。

いくつ正解できるかな?
○✕クイズでからだのひみつを学びましょう!

 

カウンタ―横には、えほんの自動販売機が設置されています。

「たべもの」がテーマの自動販売機。出てきた缶とえほんを交換します📚
どんなえほんと出会えるかな?

 

スタプラリーも開催中!

本を借りて、期間中のイベントに参加してスタンプGet!
スタンプを集めた数に応じて、景品がもらえます!

 

ロビーには、「あったらいいな 展示リクエスト」📖

こんな展示やってほし~い! というご要望を、どしどし書き込んでください😃

 

楕円テーブルには、まんのう満濃中学校の生徒さんが「こころの不思議」を展示してくれました。

からだもこころも不思議いっぱい。
人間って不思議ですね。

 

からだをテーマにした「からだのおはなし会」も開催されますよ♪

8月2日(土)  15:00~ 中学生子ども司書
8月9日(土)  14:00~ さぬき語りの会
8月17日(日) 10:30~ すまいりぃ
8月23日(土) 10:30~ 本と生きよう!読書運動

 

その他、夏休みはイベントいっぱい!!!

こちらのイベントも全てスランプラリーの対象です!
ぜひご参加ください!

 

 

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