10月29日(水)・30日(木)に、満濃中学校から2名の生徒さんが職場体験に来てくれました。
1日目。朝礼で自己紹介をした後、図書館のスタッフと開館準備です。
利用者が手に取りやすいように新聞を綴じたり、返却ポストに入った本を回収してカウンターへ移動したり…図書館の朝は大忙しです。火曜日は休館日なので、返却ポストには本がたくさん入っていて大変でしたね。

開館時間の10時になり、さっそく利用者がぞくぞくと来館。中学生は緊張しながらも、ひとりひとりに笑顔で挨拶し、お迎えしました。
まずはカウンター体験。スタッフからは本の返却について注意するポイントを聞きます。中学生は、うなずきながら丁寧に仕事に取り組みます。
つづいては、新しい本の情報を図書館のシステムにデータ入力していく図書館の裏側の作業を体験しました‼
利用者が本を検索したい時にヒットしやすいキーワードを入れたり、分類番号をまんのう町立図書館に合うように直しました。

2日目。特設コーナーの設置です。テーマに合った本を選んで、分かりやすくなるようポップを作って本を並べるなどをしました。

他にも本の修理に挑戦しました。
図書館の本は多くの人が利用するので傷んでしまうことも多いです。破れたり、ページが外れるなど修理の必要な本は専用の糊で少しずつ貼り付けていきます。修理する姿は真剣そのもの。きれいにページをつけるのは難しかったですね。

最後に、図書館の仕事にふれてみてどうだったか職場体験の感想を聞くと…「図書館は思ったよりいろんな仕事があるんだなぁと思った」とのことでした。
中学生からは、スタッフに図書館司書になろうと思ったきっかけや、図書館でのやりがいについてインタビューを受けました。司書になった頃のことを話すうち、スタッフ一同 新たな気持ちでこれからも図書館の仕事に取り組もうと思いました。
2日間、職場体験おつかれさまでした。そして図書館の仕事について興味を持ってくれてありがとうございます。これからもぜひ、図書館を使ってくださいね。