シリーズ 郷土史講座 第3弾

例年になく遅く入った梅雨があっという間に開けたと思ったら、連日の猛暑 ☼

しっかり水分補給をして、体調管理に気をつけたいですね (^^♪

そんな、大地も溶かしてしまいそうなほどの日差しが照りつける7月29日㈪、図書館では大人気シリーズ『郷土史講座』の第3弾を、開催いたしました。

今回は夏休み期間中ということもあり、小学5・6年生と中学生を対象に、社会科の自由研究に役立つ内容で行いました。

講師に片岡孝暢氏をお迎えし、「郷土の魅力再発見!」をテーマに、自分たちが暮らしているまんのう町について、調べ方からそのまとめ方に至るまでを、丁寧に分かり易く教えて頂きました。

自由研究の第一歩は、テーマを決めること。興味や関心のある事柄に「なぜ?」と問いかけるところから始まります。

小さな「なぜ?」について考え、自分なりの仮説や予想を立ててみることで、自ずと調べるべきテーマが見えてくるというわけです。

今回は一つの例として、満濃池周辺の旧跡名勝についての調べ方や、その先にあるまとめ方、更には表現方法までを教えてもらいました。

 

今や、インターネットで何でも簡単に調べられる時代ですが、ネット情報はあくまでも参考程度に。

郷土の歴史や文化を調べる際は、町誌や役場の資料など、信頼性の高い情報を集めましょう。

勿論、図書館にある郷土資料なども、大いに活用してくださいね ♪

現地を訪れたり、郷土史に詳しい方から聞き取りをするなど、「生のデータ」を集めることも大切ですよ。

だんだんと、「研究」っぽくなってきましたね (^^♪

充分に情報が集まったら、それらをまとめ、表現します。

自分の頭の中で分かっていても、それを人に伝えることは、意外と難しいですよね。

研究内容を発表する際には、パネルを使ったり、グラフや写真・地図などを効果的に挿し込み、分かり易くしましょう。

調べた結果、また新たな「なぜ?」に出会うこともあるでしょう。それについての更なる仮説や調査の方向性を見いだせれば素晴らしいですね。

研究って、突き詰めていくと終わりがないですね。だからこそ、楽しくてロマンに溢れているんでしょうね。

 

講師の熱のこもった語り口に、受講された方々も熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。

積極的に質問も飛び交い、室内の温度が少し上がるくらい、盛り上がりました。

今回教えて頂いことは、様々な分野の研究に共通して参考になることばかり。夏休みの宿題以外にも、色々なお勉強に役立ててくださいね。

大人気の郷土史講座は、大人の方からも多くのラブコールが!

今回も子どもだけじゃもったいない! という声にお応えし、大人の方にも受講して頂きました。

暑い中、ご参加下さりありがとうございました。

 

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