1月は往ぬる、2月は逃げる…などと言いますが、
あっという間に1月が終わり、2月になりましたね。
2月は、「如月(きさらぎ)」とも言いますが、これはまだ寒さが残り、衣を重ね着しなければならない季節、という意味もあるそうです。美しい言葉ですね (*^^*)
2月の年中行事と言えば「節分」ですが、今年の節分はいつもとちょっと違うんです。
何が違うかと言えば、今年の節分は2月2日なんです。
「節分」とは、もともと「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日で、季節を分ける日のことだったのですが、現在では立春の前日だけが残っているそうです。
1年を「二十四節季」で運用すると、少しずつ時間に誤差が生じてきます。
…ちょっと難しくなってきましたね (*_*;
その時間のズレによって、いつもの年より1日早く立春を迎える今年は、その前日である節分も、1日早くなるというわけです。
これは実に124年ぶりのことで、前回2月2日が節分になったのは、1897(明治30)年だったそうです。
ちなみに、37年前の1984(昭和59)年には、2月4日が節分だったそうです。
詳しくは、国立天文台のサイトにも書いてあるので、ご興味のある方はのぞいてみてください。
天体と時間の不思議…。
難しいですが、少しロマンチックでもありますね。
ちなみ、恵方巻を食べる方角は、「南南東」だそうです。
町立図書館にも、年中行儀や暦に関する本がたくさんありますので、是非お立ち寄りください。
季節の変わり目に、鬼の顔をしてこっそり入り込んで来ようとする悪霊や疫病を、豆まきで退散しましょう!!
「鬼は外、福は内!」