普段、声を出して本や新聞を読むことはありますか?
ほとんどのみなさんは黙読ですよね。(かくいう私も黙読派です。)
でも、声に出して読むことで新しい発見があるかもしれません。
声を出して読んでみるって、とっても楽しいものなんです!
今年度の「大人のおしゃべり朗読会」がスタートしました。
今日は第1回となる5月13日に行われた朗読会の様子をお伝えします✨
講師は前回に引き続き、俳優・演劇作家でコキカル主宰の桐子カヲルさんです。
まず簡単に自己紹介を終えたら、発声を促すための準備体操を行いました。
普段固まった首筋や背中をほぐすことで、声が出やすくなるそうです。
「朗読」のイメージを参加者のみなさんにお聞きすると、「朗らかに読む」「人に伝える」など、色々な意見が。
そこから、「伝える」ということに焦点を当てて、朗読を行いました。
人前で朗読するのはとても緊張した、という方もいれば、あまり緊張しなかった、という方もいらっしゃいました。
けれど朗読を終えたみなさんの表情は最初より生き生きと輝いていたように見えました。
「朗読」には、伝えたい気持ちと受け取りたい気持ちのどちらもが必要で、それを重ね合わせることでお互いの理解が深まるという側面があるのかな、という風に感じました。
回を重ねるごとにこの「伝えたい」「受け取りたい」という思いが重なり合い、素晴らしい時間と空間が生まれていくことがとても楽しみになる朗読会でした。
今回の朗読会ではこちらの本を使用しました。
『日本語を味わう名詩入門 茨木のり子(16)』 茨木のり子/著 萩原昌好/編 藤本将/画 あすなろ書房
『日本語を味わう名詩入門 谷川俊太郎(19)』 谷川俊太郎/著 萩原昌好/編 渡邉良重/画 あすなろ書房
次回の朗読会は8月5日(月) 10:30~11:30 を予定しております。
参加にはご予約が必要ですが、一回のみのご予約も通年でのご予約も受け付け中です。
年間スケジュールは次の通りです。
一緒に声を出して朗読を楽しんでみませんか?
みなさまのご参加をお待ちしております☺