暦の上だけでなく、春がそこまで来ているのでしょうか。
ポカポカ陽気が続き、家の中にいるより、外の方が気持ちがいいくらいですね。
想定外に春休みが長~くなったお子さんたちも、公園や広場など、空気のキレイな場所で思い切り走り回りたい気分ですよね。
本日は、ちょっと言葉のお話をしてみようと思います。
一口に「春」と言っても、日本語には実に多彩で美しい言葉がたくさんあります。
春の深まりとともに、「早春」「仲春」「晩春」などという表現をします。
「春曇り」「春時雨」といった空模様を表す言葉も、何だか雅ですね。
早春に泣き始めるウグイスには、「春告げ鳥」や「春の使い」といった別名があるそうですよ。詩的で情緒がありますね。
少し色っぽい表現としては、「桜唇(おうしん)」という言葉もあります。
女性の小さくて美しい唇を表した言葉だそうです。
何かと楽しみが制限されている時期ですが、ドライブやお散歩の途中などに、色づき始めた春の花を眺めて、小さい春を楽しんでみてください。
思いがけず、一句浮かんでくるかもしれませんよ (^_-)-☆